「日経平均一時4万円到達後」は本当に強気継続でいいのか
4万円台に突入した後、急落した日経平均。引き続き強気でいいのか。「1万円」「2万円」「3万円」到達のときをふりかえりながら検証してみよう(撮影:梅谷秀司)
日経平均株価は2月22日に約34年ぶりに史上最高値を更新し、3月4日には初の4万円の大台に到達した。その後は7日の前日比492円安あたりから高値波乱となっている。 今後については、前回の 「日経平均株価が当面の高値をつけるのはいつになるのか」 (2月27日配信)で「日経平均4万円なら短期的な達成感も予想されるため、いったん立ち止まって冷静に判断する局面が近づいた」としたが、その見方に変わりはない。 そこで、今回は続編として、「1万円」「2万円」「3万円」という過去の「日経平均大台替え」のときの相場を振り返りながら「一時4万円乗せと今後の見通し」について、もう一度探ってみた。
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中井 裕幸