左から「ちょこっとカーボバランスチョコウエハース」と「ちょこっとカーボバランスチョコブラウニー」

　ブルボンは、消費の二極化の中で、贅沢感以外の要素の高まっている“自己コントロール消費”にも対応すべく「ちょこっとカーボバランス」シリーズを9月17日から発売している。 　8月9日、商品・営業戦略発表会に臨んだ井手規秀常務取締役執行役員開発開拓本部本部長は「購入したい要素として、10代から20代ではカロリーを重視するのに対して20代以降は糖質への意識が高くなっている」と指摘する。 　「ちょこっとカーボバランス」シリーズは、20代以降も含めた健康志向のライト層に向けたシリーズ。「ちょこっとカーボバランスチョコウエハース」と「ちょこっとカーボバランスチョコブラウニー」の2品をラインアップする。 　「“おいしいものは我慢しなくないけど、ちょっとでも糖質の低いもの”を求める方に糖質 30％オフで食べ応えがありながら罪悪感なく食べられる『ちょこっとカーボバランス』を展開していく」と語る。 　「ちょこっとカーボバランスチョコウエハース」は、ウエハース4層にチョコクリームをサンドし、チョコレートコーティング。チョコレートでしっかりと甘さを出しウエハースで糖質を落として食べ応えと糖質30％オフを実現。 　「ちょこっとカーボバランスチョコブラウニー」は、チョコレートを生地に練り込んで焼き上げた糖質オフタイプのブラウニー。 　坂井裕次取締役執行役員製品開発統括部長兼第三製品開発部長は「しっかりとしたチョコ感が味わえるように、当社の『濃厚チョコブラウニー』の生地中のチョコレート比率と同等量を練り込んで商品設計をした」と説明する。 　糖質60％オフの「カーボバランス」シリーズについては特に40～50代女性の購買が多く「自分向けとして選ばれていると考えられる」（井手氏）という。