夏の甲子園準V 千葉・八街出身の熊谷俊乃介選手が市長表敬 プロ目指し「打てる捕手に」
千葉県八街市出身で、8月の第106回全国高校野球選手権大会で準優勝した関東第一(東京)の熊谷俊乃介選手(3年)が11日、同市役所に北村新司市長を表敬訪問した。大舞台での奮闘を振り返るとともに、夢のプロ野球選手になるために、さらなる成長を誓った。 熊谷選手は八街中を経て関東第一に進学。正捕手としてチームを引っ張り、躍進の立役者となった。強みは送球の精度の高さだ。 9月のU-18アジア選手権では、高校日本代表にも選ばれ、ほぼ全ての試合でマスクをかぶり、準優勝に貢献。大会ベストナインに選出された。来春に大学進学し、4年後のプロを目指す。 北村市長は「熱い戦いの裏には相当な労苦があったと思う。数々の活躍は八街市民の誇り。さらなる活躍を期待している」と激励した。 熊谷選手は「甲子園のプレーは集中して暑さも感じず、すごく楽しめた」と振り返り、今後に向けて「大学で毎日練習を重ね、『打てる捕手』としてプロ野球で活躍したい」と意気込んだ。 同席した母、陽子さん(41)は「これからもずっと野球を好きで続けてくれたらうれしい」と話した。(松崎翼)