【おなかいっぱいひき肉レシピ】 旨みたっぷり「鶏ひき肉の親子丼」 ごろごろっとしたお肉がたまらない
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.153 鶏ひき肉の親子丼
鶏ひき肉、うちの近所のスーパーでよく半額になってるんです。ひょっとして使う人、少ない? とてもいい出汁が出て、旨みもたっぷりなのに、ああもったいない。親子丼にしてもおいしいんですよ。お試しあれ。 ■材料(1人分) ・鶏ひき肉(もも):100g ・卵:1個 ・サラダ油:小さじ1/2 ・海苔:適量 ・ごはん:1膳分 A ・酒:大さじ1 ・みりん:大さじ1と1/2 ・醤油:大さじ1 ■作り方 (1) フライパンに油をひいて中火にかけ、鶏ひき肉を入れて、ざっくりとほぐしつつ炒める。 (2) 全体が白っぽくなったら、Aを加えてひと煮立ちさせ、溶いた卵を加えて、好みの加減にかためる。 (3) 器にごはんを盛り、海苔を適当な大きさにちぎってのせ、(2)をのっける。 海苔、卵とじの上にのっけるのでいいんですが、全然見えなくなるので、今回は下に敷きました(笑)。三つ葉を刻んで散らしてもおいしい。鶏ひき肉はむね肉でさっぱりやるのもいいですよ。 最初からAの調味液とひき肉を混ぜて煮るやり方でもできます。炒めるときにほぐす手間がかからないので、ちょっとラクかも? 私は今回、肉のかたまりがごろごろっとある感じで食べたかったので、最初に焼きました。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司