ヤクルト・大西広樹投手（27）が5日、契約更改交渉に臨み、倍増の年俸6400万円でサインした。今季はチーム最多の60試合に登板し、同トップタイの9勝を挙げ、防御率1・34。6年目の来季は守護神の座を狙う。 「やっぱりリリーフをするなら抑えを狙ってやっていきたい。数字はキャリアハイを目指して頑張りたい」 今季2年連続リーグ5位に終わったチームは抑えを固定できず、9投手にセーブがつく結果に。小学生の頃、阪神・藤川監督の〝火の玉ストレート〟に憧れた右腕は「ああいう真っすぐを投げたいという理想はある」と掲げ、平均球速150キロ到達も目指す。今夏は監督選抜で球宴に初出場。「一度はジャパンのユニホームを着たい」と将来的な日本代表入りにも意欲を示した。
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