内川聖一氏「1球で仕留めているところが調子の良さ」侍ジャパン・小園、得意の初球打ちでマルチ!
21日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本-ベネズエラ戦』で解説を務めた内川聖一氏が、侍ジャパン・小園海斗(広島)の打撃について言及した。 小園はスーパーラウンド初戦となったアメリカ戦で2本塁打を含む7打点の大暴れ。井端弘和監督は試合後に「状況に応じて特にランナーを置いたバッティングは球界でもトップクラスだと思っていますので、2番と言うところでは今日(21日)に限っては100点」とベタ褒め。 小園はベネズエラ戦も『2番・セカンド』で先発出場し、0-0の初回一死走者なしの第1打席、左のピントが投じた初球のストレートを右中間に弾き返す二塁打。内川氏は「国際試合で大事なことは初球からバットを振れるかどうかが重要になってくる。尚且つ甘いボールをいかに仕留められるかが勝負になる。1球で仕留めているというのが調子の良さだと思いますね」と評価。 小園は9-5の7回一死一塁の第5打席、カスティーヨの初球を捉えセンター前に安打でマルチ安打を達成。内川氏は「素晴らしいですね。どの投手に対してもタイミングをしっかり合わせると言いますか、バッターはタイミングを合わせないといけないと言うことで受け身が多いんですけども、彼の場合は受け身の中でも攻撃性を持って打席が入れていますよね。攻撃性を持ちながら入れているからこそ、初球からバットを振れていると思いますね」と分析した。 小園は広島でのレギュラーシーズンでもカウント0ボール0ストライクの打率は.321と初球打ちを得意にしている。 (ニッポン放送ショウアップナイター)
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