仙台市で小中学生30名にロボット教育プログラムを実施、エリクソン・ジャパン
エリクソン・ジャパンは、宮城県仙台市において、小学3年生から中学1年生30名の参加者に対し、エリクソンが提供するロボット教育プログラム「Connect to Learn:デジタルラボ・プログラム」を2024年11月30日に実施したことを発表した。同プログラムは、仙台市教育委員会の後援を受けて開催している。 【画像】車輪付きロボットを組み立ててプログラミングで制御 エリクソンは、同プログラムを教育先進国といわれるスウェーデンをはじめ、イタリアや南アフリカ、インドなど世界43カ国・約50万人の児童生徒に提供している。ロボット工学や人工知能、電子工学の基礎、ゲームの作成方法などについて、楽しく創造的な方法で学べる基礎レベルの5コースで構成しているのが特徴だ。 仙台市では、エリクソン・ジャパンの社員がインストラクターとなって同プログラムを実施。約20センチ四方の車輪付きロボットを組み立て、移動する方向や距離をプログラミングで制御し、モーター駆動やセンサー情報を利用するなど、プログラミングの基礎を学んだ。最後にタイムレースを実施し、プログラミングの楽しさや、将来的な応用の可能性を子供たちに伝えた。 エリクソン・ジャパンは、参加した児童生徒の声として、以下の感想を紹介している。 ・みんなでいろんなアイデアを出してプログラミングすることが楽しかった ・ロボットの位置の調整がうまくいかないときは、みんなで相談して何度も挑戦した ・自分たちで設定したプログラム通りにロボットが動くのがとても楽しかった。友達にもぜひ勧めたいと思った 一方、インストラクターを務めたエリクソン・ジャパンの社員は「トライアンドエラーを繰り返して成功につなげたことが、将来的にさまざまな職業に生かせる経験になったと思う」「子供たちがデジタル技術に興味を持てるようにこの活動を継続したい」などとコメントしている。 ●Force for Good: 仙台デジタルラボ(ロングバージョン)
こどもとIT,高橋正和