大阪府・吉村知事が定例会見6月24日(全文2)クラスター発生施設はぜひ導入を
予算措置はどうするのか
日本経済新聞:日経新聞の奥山です。このステッカーなんですけど、システムの開発費用と、ステッカーのシール代みたいなものはどの程度の費用を見込んでいて、予算措置はどうするのかというのを教えてください。 吉村:シールの部分については、これは印刷はお店側でやってもらいますので、シールをこちらで発行して郵送でお送りするような仕組みじゃなくて、ネット上で申請をしてもらって、ネット上でこのもずやんの付いた、店の名前も書いた、番号も振った、プリントアウトしたら、印刷して使える。それはシール形式なのか紙形式なのかはもう任せますけど。プリントアウトできる状態のものをお送りするという仕組みなので、シール代とか郵送代とか、そういうのは掛からないです。それから、これつくる費用っていうのはどのぐらい掛かったんですかね。 A:失礼します。危機管理室です。開発の関係とサーバー代、1年間ということで約200万ぐらいとなっております。 吉村:これはシステムつくる開発費は幾らなんですか。 A:が、だいたい90万ぐらい。 吉村:90万ぐらい。で、あとは毎月。 A:の、そうですね。サーバーのリース料とかメンテナンス代となっております。 吉村:それは月なんぼぐらいですか。 A:約10万ぐらいです。 吉村:10万ぐらい。開発費と1年間の運営費込みで200万円です。効果と中身を考えたら非常に費用対効果が取れる政策じゃないかなと思ってます。200万円ですから。府の予算5兆円ですので。 日本経済新聞:これは予算措置されるんでしょうか。 吉村:いや、これはもう200万円の範囲ですから、予算措置せずとも、いわゆる感染症対策の予算がありますから、その項目の中でやります。
府立高のオンライン授業の整備状況は
朝日新聞:すいません、朝日新聞社の多鹿です。話がちょっと変わるんですけれども、府立高校へのオンライン授業を6月末までに整備するというお話が以前ありましたが、現在の状況をお伺いできますか。 吉村:6月末までに進める、完了させるということで進んでいってるというふうに思ってますが、ちょっと詳細は今、僕ちょっとまだ確認できてないので、まず確認して今の間中に言います。今、教育長の方いらっしゃいますかね。確認できます? ちょっと呼んできます。公募手続きを入ってますので、確か中旬ぐらいに事業者を決定して、月末までに使うようにするということなので、たぶん事業者の決定のところ辺りかなとは思ってますけども。遅れてるという報告も受けてないですし、予定どおり進んでいくと思いますが、ちょっと詳細、教育長呼びますから、そこで今報告させます。 朝日新聞:ありがとうございます。あと政府が医療従事者とか介護従事者の方に慰労金を配るというお話がありまして、助け合い基金で第2次贈呈を今検討しているというふうに以前お話がありましたが、対象を今どのようにお考えかお伺いできますか。 吉村:まず第1次の対象ということで、コロナの医療に従事された方に20万円。それから検査とかホテルの陽性者の方を対応されたホテル従業員の方に10万円ということで第1次支給をしました。これに必要な予算は約6億円です。今もう最終の、第1次の贈呈については最終分配段階に入ってますので、もう間もなく終了するということになろうかと思います。 この間、本当に多くの方から、そういった医療従事者や最前線で闘ってる人を応援しようということで多くのご寄付をいただきました。その金額は26億円になってます。第1次贈呈が6億円ですから、あと20億円まだこの基金にはありますので、その範囲については広げていこうと思ってます。広げる範囲について医療機関とも協議をしながら進めてるところです。