大阪府・吉村知事が定例会見6月24日(全文2)クラスター発生施設はぜひ導入を
クラスター発生の有無も公表範囲に含むのか
朝日新聞:今お伺いしようと思ったところを答えていただいたのであれなんですが、これ、もしクラスターが発生した場合って、このステッカーを発行してるか、もしくは発行してないところでも、どちらでも起こりうると思うんですけれども、そのときにはこれ、ステッカーを発行している店で発生しました、していない店で発生しましたみたいなことも、1つの公表の項目としていきたいという考えですか。 吉村:いや、そこはたぶん公表範囲にはならないだろうと思います。クラスターが発生したところと個別の公表というのは、やっぱりちょっと違うんじゃないかなとは思ってます。われわれの経験則上でも、クラスターが発生したところっていうのは、もちろんその空間で発生しているわけですけど、陽性者がたまたまそのお店に行って、お客さんが宴会みたいなことをやると、やっぱりここで大人数だったら広がる。お店としては非常に、対策は一生懸命取ってたとしても、広がることは、これは当然あり得ることなので、だからそういう意味では、これをやっててもクラスターが発生するのは当然あり得ると思ってます。
府民からの声でカバーする考えか
だからそのときはこれの宣言に、やっているとかやってないとかっていうのは、リンク付けは特にはしません。ただ、ガイドラインも、できるだけクラスターが発生しないようにするだとか、いろんな観点、専門家の意見を踏まえたガイドラインがもう国で出来上がっていますから、そういった意味で、そこからどんどん広がっていくというのは、僕は防げていく確率は高いんじゃないかなと思います。従業員に対しても積極的にPCR検査をしろよということをどんどん推奨するというのも同意事項に入れていますし、大阪府との連携もしっかりやっていきましょうねというのも入ってますから。クラスターが発生したっていうのを世間に公表せずとも、感染を抑えられるんであれば、協力をしながらやっていってなんとか抑えられたらなとは思っています。なので、クラスター発生時における店名の公表同意は求めないですし、そことリンク付けもしません。 朝日新聞:すいません、最後に。先ほどおっしゃった、これ順守してもらえるかどうかはもう申告次第な面もあると思うんですが、ステッカーが張ってあるのにガイドラインを満たしてないじゃないかみたいなことは、府民からの声でカバーしていこうというような考えですか。 吉村:それがあれば、われわれとして直接連絡します。連絡先も把握してますから。で、店舗名も把握してますので。宣言もしていただいているわけですから。宣言していただいてますけど、そういう情報が入ったんですけど、どうですかというのは当然われわれとしてやっていきます。 朝日新聞:それは特措法に基づくとかそうじゃなくて、宣言してもらってるんだからやってください、もしくはやらないんだったらこのステッカー外してくださいみたいなやりとりになるってことですか。 吉村:そういうことになるでしょうね。 朝日新聞:分かりました。 司会:次のご質問。