就活中の大学生です。将来は年収600万以上稼ぎたい! どんな業界を目指せばよい? 手取りはいくら?
仕事を探すうえでは、年収をベースにしている人も多いでしょう。年収600万円を稼ぐのは大変ですが、業界や努力次第でたどり着けます。しかし、高収入の仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。 そこで本記事では、年収600万円以上の業界や手取りの金額はいくらなのかについて紹介します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
給与の平均
令和4年分民間給与実態統計調査によると、給与所得者数は5078万人で、平均給与は458万円となっています。男女別に見てみると、男性の平均給与は563万円、女性の平均給与は314万円となっています。 また給与階級別給与所得者数・構成割合の令和4年度のデータを見ると、600万円超えの割合は男性で33.4%、女性で8.2%です。この数字から、600万円以上稼いでいる人はかなり少ないことが分かります。
年収600万円以上を目指せる業界
600万円以上稼ぐことは一般的には難しいですが、稼いでいる人がいるのも事実です。給与は業界によって異なりますので、稼げる業界について解説します。 ■証券会社 証券会社は、大手企業ならば高収入を目指せるといわれています。場合によっては年収1000万円以上稼げる可能性もあるでしょう。しかし、業務によっては厳しいノルマなどが設定されており、仕事の責任も大きいため、根気強く前向きな人が向いているといえるでしょう。 ■医薬品メーカー 医薬品メーカーに入れば、年収600万円以上を稼げる可能性があります。ただし、扱っている商品が専門的であるため、医療系の知識や経験を持っている人でないと入社が難しい場合があります。 ■商社 商社は、大手企業であれば年収1000万円以上の高収入を得られる可能性があります。手当やボーナスが高い傾向にあり、海外赴任の場合は別途手当が支給される場合もあります。 ただし、ハードな仕事が多いため、忍耐力と根気が必要です。 ■不動産会社 不動産会社は、契約数に応じて業績給が支給されるところが多いです。会社によってバックアップはさまざまですが、単価が高いものが多いため契約を取れば取るほど稼げる可能性があります。 また不動産は宅地建物取引士の資格を持っていると、資格手当が支給されるところもあります。不動産業の知識も身に付くので、取得しておいても損はないでしょう。