製造期間わずか[10カ月]!? 初代[シビック]のスポーツモデルである[シビック1200RS]が想像以上にヤバい
■EB-1型エンジン探索
本田技研工業が製造したEB-1型エンジンは、主に小型車に搭載されたエンジンのひとつで、1960年代から1970年代にかけて多用された。 シビック1200RSに搭載されたEB-1型エンジンは、1200RSモデル用にチューンされ、当時のスポーツモデルにふさわしい性能を持つエンジンとして設計。最高出力76馬力(6000rpm)、最大トルク10.3kgm(4000rpm)を発揮。軽量な車重を武器に最高速度は160km/hを公称。 ちなみに計算上では5速で6000rpmまで回せれば195.6km/hまで誘なう。この個体は平成3年(1991年)にホンダ技研サービスセンターにてエンジンオーバーホールを実施している。 ●1975 HONDA CIVIC 1200RS主要諸元表 ・全長×全幅×全高:3650×1505×1320mm ・ホイールベース:2200mm ・車両重量:695kg ・エンジン形式:水冷直列4気筒SOHC ・総排気量:1169cc ・最高出力:76ps/6000rpm ・最大トルク:10.3kgm/4000rpm ・ミッション:5速MT ・駆動方式:FF ・ステアリング:ラック&ピニオン ・サスペンション:前後)ストラット式独立懸架 ・ブレーキ:前)ディスク後)リーディングトレーリング ・タイヤ:前後175/70SR13(標準155SR13) ・新車時販売価格:76万5000円