阪神・津田敦哉投手

■プロ野球　アジアウインターリーグ　NPB RED2ー6台湾山林　（4日　台湾・台中） NPB REDで先発した阪神・津田は序盤はピンチを招くも5回を3安打無失点に抑える好投を見せた。4回に辻本（中日）のセーフティスクイズで先制も7回に3番手・今野（DeNA）が2点を失い逆転される。8回に風間（ソフトバンク）が乱調で4失点、9回に福島（阪神）のタイムリーで1点を返した。 NPB REDはDeNA、中日、阪神、ソフトバンクの選手で構成されたチーム。 ドラフト6位・津田は今季1軍での登板はなし、今リーグでは11月28日・NPB WHITH戦に先発し4回に内藤（オリックス）に2ランを浴びるなど5安打を集中され5失点。6回を投げ98球、6安打、5失点（自責点5）で負け投手になって以来、中6日で2度目の登板。 津田は1回裏、2死から左打者ホ・ヘンヨウに中安打、続く左打者ロ・ウェイジェに四球で一・二塁とするが左打者ホーピン・シンロンを変化球で見逃し三振に取り無失点の立ち上がり。 津田は2回も1死から四球、2死後にも四球を出し一・二塁とするも左打者リン・シガンをストレートで左飛に打ち取った。 津田は3回も先頭打者から連打を浴び無死一・二塁のピンチでも4番ロ・ウェイジェをストレートで二ゴロ併殺打、次打者も二ゴロに打ち取り無失点で切り抜ける。 NPB RED打線は台湾山林の先発右腕リ・ジャーミンに4回、先頭・重松（ソフトバンク）が中安打に二盗を決める。大泉（ソフトバンク）が左安打で無死一・三塁の好機に。高見澤（DeNA）は空振り三振も辻本（中日）が捕前にセーフティスクイズを決め、三塁走者・重松の好走塁もあり1点を先制する。 直後の4回に津田は連続空振り三振に外野フライとこの試合、初めて打者3人で抑えると5回は左飛、二ゴロ、一邪飛とわずか5球で三者凡退に封じた。 津田は5回を投げ69球、3安打、3四球、6奪三振の無失点でマウンドは降りた。 6回は2番手・水口（ソフトバンク）が三者凡退。だが7回に3番手・今野（DeNA）が連打から無死一・三塁を招くと内野ゴロ間に1ー1の同点に追いつかれる。 今野はさらに連打を浴び1死満塁とすると右打者ツォン・グァンジェにフルカウントから押し出し四球を与え、1ー2と勝ち越しを許した。 NPB REDは8回に2四球で1死満塁のチャンスで代わった左腕リン・イーティンに高見澤は空振り三振、辻本も空振り三振と連続三振で追いつくことができなかった。 8回は4番手・風間（ソフトバンク）が先頭先頭打者から3連続四球に押し出し四球、犠飛に2本のタイムリーを浴びて4失点。 NPB RED打線は9回、武田（DeNA）のツーベースから福島（阪神）がセンターへ放ったタイムリーで1点を返すに留まった。