8割捨てて汚部屋を脱出!「いつまでも片付かない家」から卒業できる“4つの捨て基準”
4.自分軸で考える
「何かに使えると思うと捨てられない」 捨て活をしていてぶつかる壁の1つです。 そう思い、捨てるのを踏みとどまったことは私もたくさんありました。 ただ、何かに使おうと思ってもなかなか使うことはありませんでした。なぜかというと、自分が心からそれを使いたいと思っていないからです。 「自分が使いたい」という自分軸ではなく、「何かに使えそう」というモノ軸の場合は活用することがありませんでした。 例えば保冷剤がたくさん溜まってきて捨てたいのですが、SNSなどで「いらない保冷剤は瓶に入れて下駄箱に置けば消臭になる……」というのを知って、普通に捨てるのはもったいないと思い、活用しなければと思いました。けれど、取って置いた保冷剤は結局活用することはありませんでした。 そこに自分の「やりたい」がないと、モノは活用されることはありません。 「〇〇に活用できる」とか「こんな使い方がある」というのが分かっても、結局自分がその活用方法をしたいのか?という自分の気持ちを置き去りにしていると、モノは活用されずどんどんと不要なモノが溜まってしまうのだと思います。 自分は活用したくないのに、モノを捨てるのがもったいないから活用する。というのは「モノ軸」の考え方です。自分よりもモノを大切にした考え方になります。 捨て活を通して自分の心の声をよく聞いてみてください。 「自分はそのモノを本当はどうしたいと思っているのか?」 自分軸で考えることで不要なモノを手放せるようになります。 他にも「いただいたものが捨てられない」というのも、「本当は自分はそのものをどうしたいのか?」というのを考える必要があります。 自分は気に入っていないけど、相手のことを想って手放せないのは「他人軸」です。自分の気持ちよりも他人の気持ちを優先してしまっています。自分の気持ちをもっと優先していいのです。 これはモノだけでなく、自分の行動全てにおいて大切だと思っています。 私はモノ軸&他人軸でしたが、捨て活を通して自分軸を意識するようになったので、だいぶ自分軸が身についてきたと思います。 10年以上勤めた仕事を辞めたのですが、それは自分軸で考えた結果だと思っています。 以上の4つを捨て活をする時の判断基準にしてやってみてください。 Instagramでも、「捨てられない」を解決するためにさまざまな発信をしていますのでのぞいてくださいね。
【Profile】ありママ(@arima1987_home)
7歳、5歳姉妹のママ。大学卒業後、東京都内の中学校教師を4年、地方の中学校教師として8年間の計12年間勤務。 出産後、子育てでモノが増え、一気に汚部屋の住人に。育休明け仕事復帰をしたが、モノの多さとタスクの多さに疲れ果てて、捨て活を開始。片付ける過程や片付けて気づいたことをインスタで発信、2023年退職し、フリーランスに。整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級取得。
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