“レースの楽しさ”を公道でも味わえる マセラティ「GT2 ストラダーレ」日本初上陸! 強力エンジンと卓越したシャシーで格上の「速さと快適性」を融合
この“スパイダートリム”はカーボンファイバー製で、トリムの縁が黄色く彩られているのもポイントです。これはレーシングカーからインスピレーションを受けた配色で、デザイン性はもちろんのこと、耐久レースの夜間セッションにおいてドライバーが必要な操作を迅速におこなえるというメリットがあるといいます。 そんなインテリアでもうひとつ注目すべきポイントといえば、サベルトと共同で特別にデザインした新しいカーボンファイバー製のダブルセルシートでしょう。 このシートは、ドライビングポジションをさらに低く設定することが可能で、レーシングカーのそれに通じる特性を備えています。体格に合わせてふたつのサイズから選べ、オプションで3点式または4点式のシートベルトを取りつけることも可能です。 シートの前後スライド調整は手動式、高さは電動調整式で、各ドライバーが理想とするドライビングポジションを得ることができます。これにより、デイリーシーンからサーキット走行まで、ドライバーはステアリングホイールの前でしっかりと体を支えられる安定感・安心感を味わうことができます。
マセラティならではのドライブ体験を最高の形で楽しめる1台
「GT2 ストラダーレ」は、上記したドライブモード設定用ダイヤルで「ウエット」、「GT」、「スポルト」、「コルサ」という4つのドライブモードを選択可能ですが、さらに「パフォーマンスパッケージ」を選択すると、“コルサエボ”と名づけられた、電子制御の介入を段階的に減少させる4種のモードを追加設定することができます。
電子制御の介入が少ないということは、ドライバーのスキルが高くなれば高くなるほど、ドライバーの技量に合わせてクルマをカスタマイズできるということ。例えばサーキット走行においては、ストレートが多い、複合コーナーが多いといったコースの特徴に加え、その日の路面状況やドライビングのクセなど、好みの走り方をさらに追求することができるのです。 単に速いとか安全というだけでなく、ドライバーのドライビングスキルの上達に合わせてクルマをカスタマイズできる点も「GT2 ストラダーレ」の魅力といえるでしょう。 そんな「GT2 ストラダーレ」は、「MC20」と同様のバタフライドアを備えており、ドライバーと助手席乗員の乗降性を高めつつ、スタイリッシュさも兼ね備えています。 また「GT2 ストラダーレ」はサーキットで究極のパフォーマンスを発揮するハイテクモデルである一方、多彩なカメラやパーキングセンサーといったイマドキのクルマに欠かせない補助デバイスが充実。市街地でも快適に走行できるのも特徴です。 このように「GT2 ストラダーレ」は、レーシングカー譲りのテクノロジーとデザインで、コース上において最高のパフォーマンスを発揮します。 その一方、「FC20」譲りの最高のクオリティと快適性も兼ね備えており、どのようなコンディションでも理想的な走り味を提供してくれます。 マセラティがこれまでに提供してきたドライブ体験を最高の形で楽しめるスペシャルモデル……それが「GT2 ストラダーレ」なのです。
VAGUE編集部
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