8000万ユーロあった市場価値が今では“500万ユーロ”に…… コパ・アメリカで輝き取り戻したハメスのキャリアはどうなる
再びクラブで輝く姿が見たい
ピーク時に8000万ユーロもあった市場価値は、今や500万ユーロに。クラブシーンにおいて、33歳のMFハメス・ロドリゲスはかなり影の薄い存在になってしまった。 しかし、その評価は今夏激変した。コロンビア代表の絶対的主力としてコパ・アメリカ2024に臨んだハメスは、1ゴール6アシストと大活躍。大会MVPにも選ばれ、コロンビアも準優勝という好成績を収めた。 気になるのは、今後のキャリアだ。現在はブラジルのサンパウロに在籍しているが、英『The Sun』はサンパウロとの契約を解除する方向で動いていると取り上げている。 2019年にレンタル先のバイエルンからレアル・マドリードへ戻ったところより、ハメスは1年ごとにクラブを転々としている。2020年にはエヴァートン、2021年にはカタールのアル・ラーヤン、2022年にはギリシャのオリンピアコス、2023年からは現在のサンパウロと、世界各地を渡り歩いてきた。 しかしサンパウロでも22試合2ゴール4アシストと目立った成績は残せず、この5年はクラブで結果を出せていない。今夏にサンパウロを離れるとなれば、また所属先が変わることになる。 欧州へ戻るプランもあるようだが、コパ・アメリカでの輝きからハメスを欲しがるクラブはあるはずだ。同メディアは古巣エヴァートンへの再挑戦も面白いと見ているようだが、ハメスはもう一度クラブで輝きを放てるか。
構成/ザ・ワールド編集部