【グランドセイコー新作】秋の穂高連峰を表現した2つの限定モデル【一生モノの腕時計】
グランドセイコー(GRAND SEIKO)から、スプリングドライブムーブメント「キャリバー9R」の誕生20周年を記念した2つの限定モデルが登場。ともに、秋の穂高連峰を朝日が照らす様を写したダイヤルが印象的な逸品に仕上がっている。 1970年代後半、機械式時計をクオーツ時計のような高精度にすることを志し、スプリングドライブの開発がスタート。1999年に独自機構のスプリングドライブを搭載した商品を発表し、2004年には、実用性の高い自動巻と約72時間のパワーリザーブを兼ね備えた、グランドセイコー専用設計のスプリングドライブムーブメント「キャリバー9R65」を搭載したモデルが誕生した。以降、先端技術と匠の技の融合によって、精度、持続時間、部品製造、組立・調整技能などさまざまな面で進化を続けている。 【写真】グランドセイコー新作|秋の穂高連峰を表現した2つの限定モデルの画像をもっと見る
秋の穂高連峰を表現したグラデーションダイヤルのモデル
ひとつ目の限定モデルは、夜の静けさに包まれていた穂高連峰が朝日に照らされ、美しい紅葉が現れる様子をグラデーションダイヤルで表現。凛々しい山肌のような有機的な型打模様をダイヤルに施している。 めりはりと曲面美を併せ持つケース、時の流れとともに変わりゆく情景を表現したダイヤル、そして赤みがかった茶色のクロコダイルストラップを組み合わせることで、荘厳な穂高連峰の秋のひとときを一本の腕時計の中に凝縮させた。 搭載するのは「キャリバー9R31」。ひとつの香箱のなかに、2つの動力ぜんまいを用いたデュアル・スプリング・バレル機構により、約72時間のパワーリザーブを備え、ケース厚10.2mmという薄さを実現させた。
朝日に照らされ、ひときわ輝く秋の穂高連峰の情景がここに
もうひとつのモデルは、独特な風合いのあるボックス型サファイアガラス、繊細なザラツ研磨を施した緩やかに流れるかん足部、ダイヤカットが施された立体的な時分針が特徴的な一本。鮮やかな赤色のダイヤルは、昇る太陽の光に照らされた穂高連峰がより一層輝く様子を表している。 ムーブメントは「キャリバー9R65」を搭載した。約72時間のパワーリザーブを備えた、9Rスプリングドライブの最もスタンダードなムーブメントとして、多くのモデルに採用されている。