被災地への思いを胸に森下愛梨が気迫の走りを披露/ボートレース津・ヴィーナスシリーズ
ボートレース津の「ヴィーナスシリーズ第14戦BOATBoyCUP」は30日に初日を迎えた。 連勝の滑り出しを決めたのは遠藤エミただ一人。前半は4コースまくりで制し、後半12R「ツッピーDR戦」では堂々と逃げ切った。「ドリームは負荷をかけすぎたみたい」と万全の調整とはならなかったが、しっかりと結果を出してシリーズリーダーの座へ赴いた。 遠藤を筆頭に初日2走組で2連対は藤原菜希、浜田亜理沙、森下愛梨、羽田妃希。中でも目を引いたのは森下だった。今節は成績によって寄付金を集め、震災や豪雨被害に遭った石川県能登地方へ送るという。この思いに賛同した選手は森下を含めて8選手。「私が一番出せるようにしたいですね」と気迫に満ちていた。1着は3,000円、2着は2,000円、3着は1,000円と決めたらしいが、初日の森下は4,000円を寄付金を確保。被災地への思いを胸に、残り5日間も奮闘する。
マクール