小池都知事が臨時会見 時短要請など発表(全文1)テレワーク定着を強力に進めて
換気工事助成限度を200万円に引き上げ
そして事業者の方々、「安心の虹のステッカー」があると、貼っていただいているわけでございます。もう30万枚近くお貼りいただいているわけでございますけれども、この「安心の虹のステッカー」を掲示するとともに継続的に感染防止対策の確認を行っていただきたい。そしてまた利用者に対してもこの対策へのご協力を呼び掛けていただきたいと存じます。先ほどの「5つの小」、テーブルの上にぽんと置いていただいても結構であります。そうやって利用する方々にもご協力をお店のほうからお願いをしてください。また、利用される方々もこの「5つの小」ということを念頭にしながら、アクリル板や、また消毒でよくお店をきれいにしているところ、これの宣言をして、実際に行動を取って、実際にこのステッカーを貼っていただいているお店をお選びをいただきたいと思います。 それから重要な点は、寒い季節になって、換気の徹底が必要だということであります。冬場に向けまして、都内の中小企業の皆さん、換気設備の導入が今、進んでおります。そしてそのための助成制度の充実を図るというお知らせでございます。具体的に申し上げますと、設備工事費の助成限度額、これまで1事業者当たりが100万円でありました。これを1店舗当たり200万円に引き上げてまいります。対象ですけれども、換気設備を含む工事が条件になります。つまり工事を含んでということであります。ぜひご活用いただきたい。それから新型コロナウイルス感染症対策についても、あらためて万全を期していただきたい、換気というのは重要な課題であるということであります。 感染拡大防止についてもう1つあらためて申し上げたいことがあります。テレワークです。テレワークは、実は今月がテレワーク月間だと、前もお伝えしたかと思いますけど、あらためてそれを思い起こしてください。もう11月もあと何日しかありませんけれども、テレワーク月間、12月も引き続き、あらためて都内の企業のテレワーク普及、定着、図っていただきたい。その取り組みを官民一体で進めているところでもございますけれども、中にはテレワークは導入しましたよ、やっていましたよ。でもどうもよく分からないままここへ来て、また出社していますよという例も見られるわけであります。引き続きテレワークの定着を強力に進めていただきますようお願いをいたします。都といたしましても、経営者団体や労働者団体と連携いたして、企業の皆さんに対しての創意工夫による取り組みを呼び掛けてまいります。