なかなか痩せられない人必見!体質に合わせた減量法「オーソモレキュラー」
【個体差チェックリスト③】慢性疲労
◆朝起きるのが辛い ◆倦怠感、疲労感が強い ◆寝ても疲れがとれない ◆低血圧傾向だ(収縮期血圧100mmHg以下) ◆低血糖をおこしやすい ◆疲れているのに眠れない、昼夜逆転傾向がある ◆塩分への欲求が強い ◆睡眠の質が良くない(寝つきが悪い、夜間途中覚醒する) ◆コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲料を1日に3杯以上飲む ◆月経異常や性欲減退がある ◆アレルギーがある ◆腹部周りが最近太くなった ◆やる気が出ない ◆食事の準備や片付けがとても大変ストレスが多い ・上記に当てはまる人は……「慢性疲労タイプ」 「このタイプの方はストレス状態が長く続き、仕事や家事にと頑張り続けてきた方によく見られるケースです。最終的に疲弊しきった状態では、低血糖や低血圧になりやすく、午前中に不調が現れはじめ、朝起きるのが辛く、会社や学校に通うのも大変になっていきます」 【改善策】栄養とストレスケア ストレスが多く慢性的な疲れがある場合は、食事量を制限してしまいがちだけど欠食することは不調を助長してしまう。そのため疲労感が強まり、体は餓死状態で低血糖があることもストレスと感じるため、こまめな食事や補食がとても大切になる。特に、朝起きるのが大変で午前中の不調が多く、寝付けない方は朝食をしっかり食べて体内リズムを回復させよう。 ◆こまめなエネルギー補給 ◆朝食を食べる ◆副腎をサポートする栄養素の補給 ◆十分な睡眠 ◆ストレスケア(森林浴、瞑想、深呼吸、軽めのウォーキングなど)
【個体差チェックリスト④】鉄欠乏性貧血
◆月経量が多い ◆身長が急に伸びている ◆気分が落ち込みやすい、泣くことが多い ◆爪がもろく、へこみやそり爪がある ◆赤身肉など動物性タンパク質を食べることが少ない ◆胃の状態が悪い(ピロリ菌感染、萎縮胃、胃酸抑制剤の服用など) ◆動悸、息切れ、めまい ◆氷などの硬いものをかじりたい気持ちがある(異食症) ◆妊娠中、授乳中 ◆成長期、月経のある女性 ◆疲れやすい ◆甘いものへの欲求が強い ◆肌、粘膜などが弱い ◆喉の飲み込みが悪い(喉につかえた感じがある) ◆頭痛、肩こりがある ・上記に当てはまる人は……「鉄欠乏性貧血タイプ」 「頭でわかっていても、甘いものが食べたくなる衝動が抑えられない方はまずこのタイプを疑いましょう。食事量そのものを制限し、肉や脂質を極端に避け一見健康的のように見えるサラダや植物性タンパク質の豆腐や豆乳などを摂っているケースが多いです。月経のある女性の食事量そのものの減少は栄養素全般の不足、特にタンパク質、鉄や亜鉛といったミネラルが不足しやすく、月経不順、肌やメンタルトラブル、不眠、疲労感などさまざまな不調の原因になります」 【改善策】鉄欠乏の原因によって対策もさまざま 鉄は体の中でタンパク質とセットで働くため、タンパク質の摂取もマスト。特に摂ってほしいものは動物性タンパク質、赤身肉やレバー。鉄欠乏性貧血の女性が同時に補給したい亜鉛やビタミンも多く含まれるからおすすめ。そのほかにも、小松菜やがんもどき、生揚げなども鉄分を多く含む。ビタミンCやクエン酸を一緒に摂ると鉄の吸収率を高める。 ◆鉄欠乏の原因を知る ◆鉄を多く含む食材、特に動物性タンパク質を食事にとりいれよう ◆酸味と一緒に摂って吸収率アップ ◆胃腸環境も整えよう