なかなか痩せられない人必見!体質に合わせた減量法「オーソモレキュラー」
5つの「個体差チェックリスト」であなたのタイプを見つけよう!
オーソモレキュラーには5つのタイプがある。各チェックリスト内の太字が1つ、もしくは細字が3つあったら、チェックリスト下にある各タイプが自分の体質かも。早速、5つのチェックリストに取り組んでみて。
【個体差チェックリスト①】消化力
◆ピロリ菌感染があるor感染症 ◆便秘、軟便・下痢など便の形状はよくない ◆おならが臭い ◆油物を食べると下痢や軟便になる ◆便器にベタっと便がつく ◆胃薬をよく飲む(胃酸抑制剤を服用している) ◆胆石などで胆のうを切除した ◆食欲がない・食が細く小食 ◆おならやげっぷが多い ◆お腹が張る(膨満感がある) ◆朝食はあまり食べられない ◆毎日決まった時間に排便がない、時間がかかる ◆肉やタンパク質の量が多いと胃がもたれる ◆逆流性食道炎と診断されたことがある ◆発酵食品・食物繊維で胃腸の調子が悪くなる ・上記に当てはまる人は……「消化力低下タイプ」 「これらが当てはまる場合、あなたの消化力は弱いかもしれません。消化力が弱いことを知らずに、タンパク質や脂質を意識してダイエットに取り組むと、最初はなんとか無理してタンパク質食材やプロテインドリンクを飲めても、徐々に消化力を越え、次第に腸内環境が悪くなり、違う不調に悩まされてしまうことはよくあることです」 【改善策】消化へのアプローチが最優先 胃の不快感や食欲が出ないといった原因のひとつが「ガス」による膨満感。胃の不快感や便秘・下痢などの症状がある場合は、消化へのアプローチを最優先に行うことが大切だという。過剰な細菌増殖を抑えガスの発生を減らす作用を持つ「胆汁酸」は肝臓で作られているため、肝臓がしっかり機能することも消化力アップには重要。 ◆しっかり咀嚼する ◆酸味の食材を取り入れる ◆消化酵素サプリを取り入れる (胆汁の分泌をサポートするタンポポ茶、杜仲茶を食事に取り入れる)
【個体差チェックリスト②】食後高血糖
◆食後に眠気が起きる ◆BMI25以上 ◆脂肪肝と診断された ◆中性脂肪が高いと指摘された ◆糖尿病もしくは糖尿病予備軍 ◆パンや麺類、丼ものなど糖質をよく食べる ◆糖尿病家系だ ◆年齢が40歳以上 ◆睡眠不足である ◆夕食の時間が遅い ◆朝食を欠食する ◆メンタル状態が悪い ◆ストレスが多い ◆糖質制限をすると調子がいいと感じたことがある ◆運動や身体を動かすことが嫌い ・上記に当てはまる人は……「食後高血糖タイプ」 「このタイプの方は、糖質を含む食事をとると血糖値が急上昇しやすい方です。またその後過剰なインスリン分泌があると血糖値は急降下します。高血糖により太りやすくなるのはもちろん、血糖値がジェットコースターのように乱高下することで、精神状態にも影響しイライラや不安などといった症状が現れる場合があります」 【改善策】血糖値に注目! 自分の血糖値状態を知ることがファーストステップ。最近では糖尿病患者さんの血糖値管理用センサー「Free Style リブレ」が発売されていてグルコースの推移をおおまかに把握することができる。また、食事を摂ると糖質ですぐに血糖値が上がってしまうので、まずは食べ順を意識することが大事。食前にレモン水や飲んだり、お酢を一食あたり大さじ1摂取することでも血糖値上昇を抑制する働きがある。 ◆自分の血糖値の変動を知る ◆精製穀物やイモ類の摂取量に気をつける ◆食物繊維をしっかりとる ◆レモンや酢を上手に活用 ◆食後のウォーキングや運動 ◆睡眠をしっかりとる