プロ野球選手は自分の誕生日に活躍できるのか?
ヒーローはいた!!
そんな中、冒頭に書いたようなヒーローインタビューに立てたのが、楽天牧田。誕生日当日となる6月3日阪神戦では、1点を追う9回裏にサヨナラ打を放ちヒーローに。やはり、娘さんから期待を掛けられていたそうだが、打てたことで“お父さん”としての仕事もやってのけたのだ。バースデーゲームもそうだが、ここ一番では「意識し過ぎない」(牧田)ということが何よりも大切なことだと再認識させられた。 また、西武の森は当日こそ代走での出場となったが、それ以降の出場試合では3試合連続本塁打を含む19試合中、14試合で出塁するなど好調を維持しており、この日を境に変化があったのかもしれない。 チームの優勝を目指して戦っているプロ野選手たち。目の前の一戦一戦に集中することが、自身の誕生日の活躍に結びつけばご褒美くらいの気持ちだろう。誕生日だからと言って気負うことなく平常心で真剣勝負するプロ野球選手に多くのご褒美が与えられればと一野球ファンとして思った。 (株)日刊編集センター