平本蓮が朝倉未来を圧倒し1RKO勝ち。そして「朝倉未来、ありがとう。そして引退しないでください」【超RIZIN.3】
「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)のメインイベントで行われた「ラストマンスタンディングタイトルマッチ」で平本蓮(剛毅會)が朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)に1RKO勝ちを収めた。 1R、朝倉はサウスポー。平本もサウスポーでスタート。朝倉が右ミドル。平本は左ロー。朝倉は左カーフ。平本が踏み込んで左ストレートも朝倉はバックステップ。平本は左ロー。平本が右フック。平本が一気に詰めて左ストレート。効かされた朝倉がぐらついたところに平本が一気にパンチを連打。左ストレートでダウンした朝倉にパウンドを追撃したところでレフェリーが試合を止めた。
今回の試合は完全決着をつけるために5分5R、そしてRIZINの通常ルールでは5分3Rのトータルマストの判定方法が用いられるのだが、5Rをトータルマストで判定するのは難しいということでラウンドマストで判定することになっていた。 試合後なにやら会話をかわした2人。 平本は放送席にいた鈴木千裕を挑発。鈴木が激高し、エプロンに駆け上がる場面も。
平本は試合後のマイクで「いつもは何を喋るか考えているんですが、今日は何も考えてなくて。とにかく、朝倉未来、ありがとう。そして引退しないでください。朝倉未来がいたからこんなに情熱を持ってやって来れたし、自分も見つめ直たし。もう、マジでなんも言えることはないです。とにかく今日は勝ててうれしいです。早く帰りたいんで、この辺で。ありがとうございました」と語った。 カード発表会見ではともに「負けたら引退」を宣言していたのだが、7月10日に行われたイベントの際には平本は「負けたら引退」を撤回。朝倉は「俺が負けたら必ず引退します。100%勝ちます」と語っていた。