大谷翔平を上回る総額1095億円 ヤ軍ソトへの巨額オファーにファンも「とんでもない過大評価」
ヤンキースからFAとなったフアン・ソト外野手(26)にヤンキースとメッツが総額7億1000万~7億3000万ドル(約1065億~1095億円)のオファーを提示しているとニューヨーク・ポスト紙が7日(日本時間8日)に報じた。昨年、ドジャースの大谷翔平投手(30)が結んだ北米プロスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1015億円=合意当時)を上回る新記録だ。 米データ会社のコーディファイ・ベースボールは7日から「フアン・ソトは7億ドル(約1050億円)の価値はあるか」と題して緊急アンケートを実施。8日午後6時(同9日午前8時)時点で8273人が投票、「イエス」が34・1%、「ノー」が65・9%だ。 ソトはメジャー7年間で201本塁打、592打点、OPS9割5分3厘をマーク。選球眼に定評があり、769四球、出塁率4割2分1厘だ。MVPは受賞していないが、2019年に世界一を経験。シルバースラッガー賞5度、コロナ禍で短縮シーズンだった20年に首位打者を獲得している若き天才だ。 それでもファンの反応は厳しい。 「フアン・ソトは大谷翔平と同じかそれ以上の価値はない」 「とんでもなく過大評価されている」 「大谷のような6ツールプレーヤーならそうかもしれない。ソトのような2ツールプレーヤーならそうではない」 「大谷はコールのように投げ、ジャッジのように打つ」 大谷が21年に9勝、46本塁打、22年は15勝、34本塁打、23年が10勝、44本塁打と投打二刀流で球史に名を刻んだ。打者に専念した24年は史上初の「50本塁打―50盗塁」を達成、54本塁打、130打点で2冠を獲得。3度目の満票でMVPを受賞した。比較すると「高い」と思うのは仕方ないだろう。巨額契約を結ぶソトの来季に注目だ。
東スポWEB