集客に成功している女性起業家ほど、“SNSに頼らない”これだけの理由
集客の鉄則は「知らない人」へのPRより「知っている人」
ビジネスをはじめると、SNSで集客して知らない人に売ろうとする女性起業家が多いのはなぜでしょう。 この理由の第1位は「友だちに商売したくないから」。 女性起業家の多くが友だちに売りたくない理由には、以下の三つがあげられます。 理由①セールス=悪いものという思い込み、理由②不要なものを売る罪悪感、理由③商品への自信の欠如です。 セールスは「相手の困りごとと、自分の持つ解決策のマッチングの場」です。これを前提にできると、友だちに売ることには多くのメリットが見えてきます。 【メリット①信頼関係が構築できている】 購入ステップのいちばんのハードル「信頼関係の構築」が、友だちとのあいだにはすでにできているため、買ってもらいやすいです。また「同じ商品、どうせ買うならば友だちから買いたい」と、信頼している人から買いたいという心理が働くため、応援してもらえます。 【メリット②お客様の声がもらいやすい】 近くにいる友だちは、サービスを利用した後のフィードバックが得やすいです。ポジティブな意見だけでなく、率直なフィードバックももらいやすく、商品やサービスの改善に役立ちます。 【メリット③いい紹介につながりやすい】 友だちの紹介で来るお客様は、次のお客さんとしても信頼できることが多いです。友だちの紹介は信頼性が高く、良質なお客様を呼び込みやすいのです。 【メリット④雑談で自然なPRができる】 友だちとの雑談の中で、さりげなく自分の商品やサービスを紹介することができます。 たとえば、私がアイシングクッキーの認定講師だったとき、ママ友とのお茶の席で「今、講師養成講座に通っている」というお話をしました。すると「講師になったら教えてね」と言われ、親子1組5000円の講座を開催したところ、30名の親子が参加してくれました。 このように、知らない人を当てにしてSNSでがんばるよりも、まずは友だちに売ってみてください。友だちに売ることのメリットを生かし、ビジネスを成功させましょう。