写真：PC Watch

　Appleは、M4プロセッサを搭載した新しい「Mac mini」を予約開始した。発売は11月8日。価格は9万4,800円からとなっている。 【画像】利用イメージ 　2023年発売のM2モデルは本体サイズが197×197×35.8mmであり、これは2010年モデルから13年間ほぼ受け継がれたサイズ(初代は厚さ36mmだが)。今回のM4搭載のMac miniでは、筐体の刷新で、本体サイズは127×127×50mmと約42%小型化した。一方で、ミニPCとしては珍しい電源内蔵設計を踏襲しているのは驚異的だと言っていいだろう。 　M4シリーズプロセッサの搭載により、M1搭載モデルよりCPUで最大1.8倍、GPUで最大2.2倍高速だという。また、「Apple Intelligenceのための設計」と謳われている(ただし2024年10月現在は米国のみ)。 　M4搭載の最小構成は、10コアCPU/10コアGPU、16GBユニファイドメモリ、256GB SSDを搭載し、価格は9万4,800円。メモリ16GB/512GB SSDモデルは12万4,800円、メモリ24GB/512GB SSDモデルは15万4,800円から。SSDは1TBまたは2TBも選択できる。背面にThunderbolt 4を3基搭載する。 　M4 Pro搭載の最小構成は、12コアCPU/16コアGPU、24GBユニファイドメモリ、512GB SSDを搭載し、価格は21万8,800円。オプションで14コア/20コアGPU搭載のM4 Proや、最大64GBのユニファイドメモリ、1TB/2TB/4TB/8TBのSSDが選択可能(ハードウェア最大構成選択時は69万8,800円となる)。こちらは背面にThunderbolt 5を3基搭載する。 　両モデルともに共通で、前面インターフェイスはUSB 3.2 Gen 2 Type-C×2、音声入出力、背面にHDMI出力、Gigabit Ethernetを装備。また、Wi-Fi 6EおよびBluetooth 5.3も備える。 　重量はM4が0.67kg、M4 Proが0.73kg。