金利高止まりでも雇用増、アメリカ経済はなぜ強いのか
強い雇用というパウエル議長の想定を超えて、インフレが収まりつつある(写真:Lexey Swall/The New York Times)
強い成長と強い雇用は大歓迎、インフレさえ収まってくれればいい――。 1月末に開催されたアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)の記者会見で、パウエル・アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)議長は、インフレ抑制への自信を示しつつ、「もう少し確証を得たい」との言葉を繰り返した。加えて2月4日に放送されたCBSニュースの番組『60ミニッツ』のインタビューでは、「7週間後の3月会合に間に合うように自信を持つことはありそうにない」と述べている。3月利下げは視野にない、ということだ。
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小野 亮