「予想外」「マジかよ」G1予想で人気馬キラーの粗品、エリザベス女王杯は「安定感ない」レガレイラを軽視
◆第49回エリザベス女王杯・G1(11月10日、京都競馬場・芝2200メートル) 「生涯収支マイナス4億円君(マイ億君)」として予想を展開しているお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品が9日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、エリザベス女王杯・G1(11月10日、京都・芝2200メートル)の予想を公開した。 【データで見る】粗品が指名した本命馬の血統、戦績 粗品は「今年はですね、最強牝馬を決めるには少し寂しいメンバーとなりました」と前置きしながらも、本命は前日オッズで断然の1番人気に支持されている7番のレガレイラではなく、同オッズで3番人気に推されている12番のシンティレーションを指名した。「レガレイラね、かなり人気を集めると思うんですけども。正直ね、ここまでオッズが下がると本命にはしづらい」「あくまで馬券師なんでね」と回収を重視した本命馬をピックアップした様子だ。 1番人気を本命馬にするケースの多い粗品だが、「皐月賞、ダービーは一線級の牡馬相手に惜しい競馬をしていたんですけども、ローズS、同世代の牝馬相手に5着は多少展開が向かなかったとしても馬券にはなってほしかったと」「能力高いのは認めるんですけど、G1で(単勝オッズが)一倍台になるほどの安定感はないと思います」と、レガレイラを本命に推さなかった背景を説明した。 シンティレーションの推奨理由としては「前走の府中牝馬Sでマスクトディーヴァをとらえての2着でございます」と切り出し、今回も出走している府中牝馬S組に先着していることを挙げながら、「距離的に展開の助けが必要かもしれないんですけど、タメが利けば最後はしっかり伸びてくれると思っています」と分析。「オッズ面も今んとこ、おいしいかなぁ」と馬券的な妙味も影響したようだ。 買い目は本命を軸にしたワイドに加え、本命馬と13番サリエラの軸2頭から流す3連複。さらには押さえとして、本命馬とレガレイラを軸にした3連複もピックアップしている。 今秋のG1予想は、スプリンターズS(ナムラクレア=4番人気、3着)、秋華賞(ミアネーロ=4番人気、6着)、菊花賞(ダノンデサイル=1番人気、6着)、天皇賞秋(リバティアイランド=1番人気、13着)と人気サイドの本命から連敗中。前回の天皇賞秋では久々に「粗品の呪い」がX(旧ツイッター)のトレンド入りした。 今回の予想に関してYouTubeのコメント欄では「意外すぎる」「これは予想外」「マジかよ」「レガレイラにすると思ったのに」など驚きの反応も多く、「最近の呪いの効力えぐい」「連敗更新」「レガレイラから買わせてもらいます」「天皇賞は伝説級」「当たらなかったらオッズ関係ないでな」と連敗を予想するコメントが寄せられている。
報知新聞社