いま世界で最も稼いでいるのは? 欧州サッカー選手、最新年俸ランキング1~10位。1位はフレンキー・デ・ヨング
6位:アーリング・ハーランド(ノルウェー代表) 生年月日:2000年7月21日 所属クラブ:マンチェスター・シティ(イングランド) 推定年俸:2320万ユーロ(約37億円) 23/24リーグ戦成績:31試合27得点5アシスト サッカー界を代表するストライカーがこの順位であることに驚く人もいるのではないだろうか。マンチェスター・シティの“怪物”アーリング・ハーランドが、年俸ランキングで6位となっている。 これまで在籍してきたクラブで得点を量産してきたハーランドは、2022年6月に加入したマンチェスター・Cでもゴールマシンぶりを発揮。加入後は公式戦98試合に出場して90得点15アシストをマークしており、現在の推定年俸2320万ユーロ(約37億円)が安く感じるほどの活躍ぶりだ。 すでにプレミアリーグやFAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ、FIFAクラブワールドカップといった主要タイトルを手中に収め、クラブレベルで得られる栄誉を24歳にして取り尽くしてしまっているハーランド。だが、その目からは今もなおゴールへの欲求がほとばしっている。 誰もが羨むような名誉と大金を手にするということは、一方で平穏でささやかな暮らしから遠ざかることも意味する。2023年6月にイギリスメディア『BBC』のインタビューを受けたハーランドは「僕の人生は変わった。もう普通には暮らせない」と、大物ならではの苦労を語っている。 とはいえ、ハーランドの注目度は今後も上がり続けていくはずだ。現代最強ストライカーの進撃は、ちょっとやそっとでは止められそうにない。
5位:ケビン・デ・ブライネ(ベルギー代表) 生年月日:1991年6月28日 所属クラブ:マンチェスター・シティ 推定年俸:2470万ユーロ(約39.4億円) 23/24リーグ戦成績:18試合4得点10アシスト 欧州クラブ選手の年俸ランキングもいよいよトップ5に突入。5位にランクインしたのは、推定年俸2470万ユーロ(約39.4億円)を受け取っているケビン・デ・ブライネだ。 2015年8月の加入以降、デ・ブライネは9シーズンにわたってマンチェスター・シティで大活躍を続けている。5度のプレミアリーグ制覇に貢献しただけでなく、2022/23シーズンには悲願のUEFAチャンピオンズリーグ優勝も達成。クラブが栄光を掴み取る時、その中心には常にデ・ブライネの姿があった。 ピッチ上での圧倒的な存在感と髪の色から“ジンジャーペレ”の愛称でも親しまれる男は、今シーズンが現行契約最終年となる。一部メディアでは今夏のサウジアラビア行きが報じられたが、今月2日にイギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えたところによると、マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督はデ・ブライネの残留を示唆。「彼は残る予定だ」と今シーズンの戦力に数えていることを明かした。 33歳のデ・ブライネが見せるクオリティからは、年齢がただの数字であることを改めて感じさせられる。強度の高いプレミアリーグでも、あと数年は質の高いプレーが期待できそうだ。デ・ブライネの年俸に「高すぎる」と不満を抱くファンはほとんどいないはずだ。