いま世界で最も稼いでいるのは? 欧州サッカー選手、最新年俸ランキング1~10位。1位はフレンキー・デ・ヨング
トップレベルで活躍するサッカー選手は目もくらむような大金を稼いでいる。近年ではサウジアラビアのクラブがスター選手に払う大金が話題になった。では、現在欧州で最も稼いでいるのは誰なのか。今回は『Capology.com』が算出した欧州5大リーグ所属選手の推定年俸ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠
10位:カゼミーロ(ブラジル代表) 生年月日:1992年2月23日 所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 推定年俸:2160万ユーロ(約34.5億円) 23/24リーグ戦成績:25試合1得点2アシスト 欧州クラブ選手の年俸ランキングで10位にランクインしたのは、現在マンチェスター・ユナイテッドに所属するカゼミーロだ。 レアル・マドリードでラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグ、FIFAクラブワールドカップなどあらゆるタイトルを総なめにしたカゼミーロは、2022年8月にマンチェスター・Uへ完全移籍。イングランドで新たな挑戦をスタートさせた。 現在、カゼミーロが受け取っているとされる推定年俸は2160万ユーロ(約34.5億円)。32歳とベテランの域に突入したことを考えると、依然として高い年俸水準にあると言える。“赤い悪魔”の一員となってからはプレーに対する批判を受ける頻度が増えたものの、クラブ自体が成績の悪化に歯止めをかけられず、高額な年俸を稼いでいるカゼミーロがやり玉に上げられている感は否めない。 カゼミーロがあと何年欧州トップレベルでのプレーを希望するのかは定かではないが、おそらく本人は低迷するマンチェスター・Uを豊富な経験と確かな実力で上昇気流に乗せ、受け取っている年俸が決して高額ではないことを証明しようと燃えているに違いない。
9位:モハメド・サラー(エジプト代表) 生年月日:1992年6月15日 所属クラブ:リバプールFC(イングランド) 推定年俸:2160万ユーロ(約34.5億円) 23/24リーグ戦成績:32試合18得点10アシスト 長年リバプールの絶対的エースを務めてきたモハメド・サラーが、推定年俸2160万ユーロ(約34.5億円)で9位にランクインした。 サラーと“レッズ”の幸福な関係が始まったのは、2017年6月のことだった。リバプールではプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ、FIFAクラブワールドカップといった主要タイトルを次々と獲得。2018年5月には市場価値が1億5000万ユーロ(約239.4億円)まで跳ね上がり、名実ともに世界最高の選手の1人となった。 2023/24シーズンはプレミアリーグで32試合に出場して18得点10アシストをマーク。全盛期より得点ペースは落ちたが、それでもチームの攻撃をけん引する存在であることに変わりはない。今月3日にアメリカで行われたプレシーズンマッチのマンチェスター・ユナイテッド戦では先発出場を果たし、右サイドの突破からチームの2点目をお膳立て。3-0の勝利に貢献し、アルネ・スロット新監督に熱烈アピールしている。 32歳となった今も、サラーの能力は全く衰えていない。現在受け取っている年俸も、実力に十分見合った額と言えるだろう。