正智深谷が長崎総科大付との接戦制す! 10番・近藤七音の強烈ミドルが決勝点に【全国高校サッカー選手権大会】
第103回全国高校サッカー選手権大会の1回戦、正智深谷vs長崎総合科学大学附属が29日にNACK5スタジアム大宮で行われ、正智深谷が2-1で勝利した。 8大会ぶりの出場となった正智深谷(埼玉)と、2年連続出場の長崎総科大付(長崎)が初戦突破を懸けて激突した一戦。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、前半終盤に試合が大きく動く。37分、正智深谷は右CKの場面でキッカーの鹿倉颯太が左足インスウィングの正確なクロスを入れると、ニアにポジションを取っていた小西聖七のヘディングシュートが見事にゴールネットを揺らした。 一方、1点ビハインドでの折り返しかに思われた長崎総科大付も前半アディショナルタイムに追いつく。波状攻撃からゴール前でこぼれに反応した髙橋駿介が強烈な右足シュートを突き刺した。 1-1のイーブンで折り返した後半。先にゴールをこじ開けたのは正智深谷。58分、波状攻撃からボックス手前左の吉田匠吾から丁寧な横パスを受けた近藤七音がペナルティアーク付近で右足一閃。コース自体は甘かったものの、GKの手をはじいた強烈なシュートがゴールネットに突き刺さった。 その後、両チームは選手交代で強度の維持、攻撃に変化を加えながら白熱の攻防を繰り広げる。だが、球際の強さと高さで優位に立った正智深谷が相手の決死の攻撃を最後まで撥ね返し続けた。 そして、長崎総科大付との接戦を制した正智深谷が初戦を突破。2回戦では尚志(福島)をPK戦の末に下した東福岡(福岡)との九州勢連戦に臨む。 正智深谷 2-1 長崎総合科学大学附属 【正智深谷】 小西聖七(前37) 近藤七音(後13) 【長崎総大附】 髙橋駿介(前40+1)
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