＜2024年10月22日（火）～10月27日（日）WTTチャンピオンズモンペリエ＠フランス＞ 10月27日、男子シングルス決勝で張本智和（21=智和企画／世界ランク8位）がF.ルブラン（18=フランス／同7位）にゲームカウント1-4で敗れ、準優勝となった。 2024年アジア選手権王者の張本と、2023年ヨーロッパ競技大会覇者のF.ルブラン。相手は準決勝で世界2位の林詩棟（中国）に完勝し、地元の圧倒的な応援を背負う難敵だ。 混合団体W杯を除く過去3戦で、パリ五輪での対戦を含めて1度も勝利がない張本は、悲願の初勝利なるか。 まずサーブからルブランが攻勢に出て、張本は7-11で先制を許す。2ゲーム目は張本がミドル攻めで先行するが、最後はルブランに裏面バックハンドで畳みかけられ、9-11で落とす。 3ゲーム目も6-11で奪われるが、第4ゲームは張本がミドルを突き11-8で取り返す。 しかし第5ゲームはルブランにバックストレートへの快打を続けざまに決められ、打ってもカウンターを浴びて大きくリードされ、張本は4-11で落として敗れた。 パリ五輪団体3位決定戦からのリベンジはならなかった張本。しかし強豪が集うチャンピオンズにおいて、価値ある準優勝を果たした。 なお、妹の張本美和（木下グループ）が女子で準優勝しており、兄妹での準Vにもなった。 ＜WTTチャンピオンズモンペリエ 男子シングルス決勝＞ 張本智和 1-4 F.ルブラン（フランス） 7-11/9-11/6-11/11-8/4-11