天理-東海大相模は1992年春以来の4強対決 選抜高校野球
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催中の第93回選抜高校野球大会は31日、準決勝2試合が行われ、第1試合で天理(奈良)と東海大相模(神奈川)が対戦する。両者は第64回大会(1992年)の準決勝でも対戦し、甲子園ではそれ以来の再戦となる。その際も一塁側ベンチに天理、三塁側ベンチには東海大相模が陣取り、今大会回と同じ形になった。 【今大会のホームラン】 29年前の準決勝は、東海大相模が一回に2点を先取。直後に天理が1点を返し、七回に1点を加えて同点に。1点を争う投手戦となったが、八回に東海大相模が勝ち越し、3―2で接戦を制した。 東海大相模は決勝ではエース・三沢興一(元巨人など)を擁する帝京(東京)に2―3で惜敗した。 92年センバツはラッキーゾーンが撤廃されて初めて行われた大会。星稜(石川)の松井秀喜(元巨人など)が開幕試合の宮古(岩手)戦での2打席連続を含め3本塁打を放った。天理は準々決勝で、その星稜を破って4強に進出。一方の東海大相模も準々決勝で、今岡誠(元阪神など)や松井稼頭央(元西武など)を擁するPL学園に勝利して準決勝に駒を進めた。【安田光高】 ◇決勝戦もライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」では、決勝もライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。