Google Pixel 9に搭載されるAI新機能をドドンと紹介!写真加工に大きな変化
スクショ用アプリ「Pixel Screenshots」
Pixel 9に登場した頼れるAI機能としては「Pixel Screenshots」アプリもあります。 搭載された生成AI「Gemini Nano」が、撮影したすべてのスクリーンショットを分類し、タイトルと説明も書き加えてくれるので、あとで必要になったときに、簡単に検索したり振り分けたりできるというアプリです。 たとえば、コンサートチケットのスクリーンショットを撮ったはいいものの、数カ月後にいざコンサートに出かけるときになって、どこにあるのかわからなくなったとしましょう。 でも、アプリがスクリーンショットに名前をつけてくれているので「コンサートのチケット」と検索すれば、簡単に見つかります。 スクリーンショットに写っている情報を引き出すこともできるので、会場や自分の席も教えてくれます。 これもまた、役立つAIの一例です。もはや、単なる目新しい機能ではなく、自動的にスマートフォンに利便性を付加してくれるものですね。 Googleによれば、このアプリはGemini Nanoを使っており、完全にユーザーのスマートフォン上のみで動作するそうですから、個人情報がクラウドに流出するのではという心配は無用です。
画像生成機能「Pixel Studio」
Appleが「Image Playground」を搭載するように、Google Pixelでも独自の画像生成機能が使えるようになります。 その名も「Pixel Studio」。好きなアートスタイルを選んでプロンプトを入力すると、その内容に応じた画像が生成されます。 とはいえ、Appleの画像生成機能ほどの実力はなく、メッセージアプリで使うための絵文字やステッカーを手軽に作成することはできません。 それでも写真をインポートして、AIが生成した画像に取り入れたり、生成画像の一部を切り取って、別の画像に貼りつけたりすることは可能です。 また、テキストのオプションも豊富にあります。 Pixel Studioは、AIの力を借りずに使うことも可能で、自分で撮影した写真を修正したり組み合わせたりすることができます。 Pixel Studioは、タスクに応じてクラウドのAIと端末内のAIを組み合わせて動作します。ということで、機密情報が含まれる写真をPixel Studioをインポートするときは、その点を忘れないでください。