全員バレーがチームの最大の武器 春高バレー・福島県男子代表・郡山北工業高校 1年生で味わった悔しさを胸にオレンジコートへ
悔しい思いを糧に
最後の春高に臨む14人の3年生には、忘れられない試合があった。富永望選手は「1年生の時のFTV杯(春高バレー県代表決定戦)で、初戦で負けてしまったのがフラッシュバックしてしまって」と話す。 また、遠藤陽斗(えんどう はると)選手(3年)が「3年生を一回戦で引退させてしまったのが、すごく悔しかった」と話す2022年の春高バレー。思い切ったプレーができず、福島県代表決定戦の1回戦で福島商業に敗れた。 キャプテンの久保木奏空選手は「自分が最後打ちきれなくて情けないと思い、辛かった。3年間今までやってきたことを信じて、仲間を信じて、“全員”で、総合力で勝ちに行きたいと」と語った。 悔しさを味わい築き上げたチームワーク。久保木選手は「学年関係なく言い合えるのが仲の良さで、それが全員バレーの柱になっている」と話していた。郡山北工業高校の一回戦は、同じく県大会を連覇した岡山県代表の金光学園と対戦する。 (福島テレビ)
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