オリックス生命、システム導入・定着ツールに「テックタッチ」を採用
オリックス生命保険は、システムの利用画面に操作ガイドを表示するツール「テックタッチ」を導入した。テックタッチが12月24日に発表した。 オリックス生命は2014年頃からIT投資を拡大し、業務プロセスの効率化と顧客体験の向上に取り組んでいる。SaaSを含む新技術やソリューションを積極的に導入し、システムの早期定着と高度な活用を目指している。そのため、ナビゲーションの作成やメンテナンスが容易であることが評価され、複数のシステムにテックタッチを採用している。 例えば、ワークフローシステム「intra-mart」では、画面上で承認者設定ルールや入力規則を案内することで、入力者が自分で問題を解決できるようにし、差し戻しの数を減らしている。また、テックタッチの活用について社内ユーザーを対象に実施したアンケートでは、「マニュアルや説明会がなくても、ガイドを見ながら問題なく操作できた」と73%のユーザーが回答するなど、高い評価を得ている。 オリックス生命は、従来のマニュアル運用ではなく、ツールを活用してシステムの早期定着と高度な活用を目指していく方針だ。新システム導入時には常にテックタッチを併用し、購買管理システムや全社員が利用する経費精算システムなどにも今後導入する予定だ。