孫に「過保護」すぎる義母…度を越した心配によって生じたとんでもない「勘違い」
孫の顔が腫れていると大慌ての義母
ある日、まだ小さかった娘たちを義母に預けて私が買い物に出かけ、帰宅後「お義母さんありがとうございましたー」とドアを開けたところ、その瞬間義母が今まで見たことないほどの俊敏な動きで「みさえちゃん大変!」と私の元に駆け寄ってきました。 「ど、どうしたんですか!」と聞くと、「ひーちゃん(次女)の顔が……腫れてるの!」とのこと。 驚いて見てみると、たしかにあごの肉やほほの肉がたっぷたぷ。ただし次女は、生まれた時からウサギの生まれ変わりかしら? と思うほどにほっぺがぷっくり膨らんでいる子だったので、いつも通りなのか腫れているのか正直私はよくわかりませんでした。 言われてみれば腫れているような気もしないでもないけれど……。そんな風に悩んでいると「おたふく風邪だと思う」と神妙な表情の義母。加えて、「朝見た時はここまで腫れてなかった」「最近流行っていると聞く」「予防接種していてもなる子はなる」「そういえば食欲がなかった」と、次々それらしい症状が義母から報告され、「そ、そうなのかなあ」と不安になっていると、「もう近くの診療所に予約の電話を入れておいた」と。もう行かなしゃあないやないか。
言われるがままに診療所に行くと…
そんなこんなで次女を連れて近くの診療所を受診し、先生に「どうされました?」と聞かれ、「ほっぺがいつもより腫れているような気がするんです」と申告。 すると、「あーたしかに丸々してるねえ」と先生がじっくり触診。保育園で流行っている病気はあるか、食欲はどうか、痛みはありそうか、など色々と問診され答えた後、先生が下した診断は「肉…だねえ…」。 うん、そうだろうと思っていました。次女は病院を受診して丁寧に「ほっぺがたぷたぷです」という診断結果をいただきました。先生お忙しいのに本当にすみません。 帰宅後、義母に事の顛末を伝えると「こんなに腫れてるのに!?」と非常に驚いていました。お義母さん、これ通常です。腫れてません。次女に謝ってください。