大津、J1清水内定MF嶋本の2アシストで福井商に快勝
第103回全国高校サッカー選手権大会1回戦(29日、福井商0―4大津、県立柏の葉公園総合競技場)今月15日、高円宮杯U―18プレミアリーグ・ファイナルを制し、高校年代日本一に輝いた今大会の優勝候補の大津(熊本)は、福井商に4―0で勝った。 前半36分、MF兼松(3年)のゴールで先制すると、後半は21分、J1清水内定のMF嶋本(3年)のアシストから途中出場のFW岩中(3年)がヘディングで決めて追加点。同30分にも嶋本がFW山下景(3年)のゴールをお膳立て。その後も1点を追加し、福井商に危なげない試合で快勝した。 試合後、嶋本は「相手が6バックで引いてくる中で、ミドルシュート、センタリングを意識してたけど、自分のシュートが枠にいかなかったのは悔しい。アシストのような(後方からのパスは)あまりやったことはなかったけど、FWの動きは見ていたので2本、いい感じでパスが通った」と手応えと反省を口にした。