がん治療終了のキャサリン皇太子妃、「段階的な公務復帰」を継続 ウィンザー城での会議に出席
診断を受けたがんの種類を非公表としたまま、化学療法による治療が終了したことを9月に発表したキャサリン皇太子妃(42)はその後、公務への復帰を段階的に進めています。 【写真】「ラブラブ」なウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃 チャールズ国王が11月19日(現地時間)にバッキンガム宮殿で開催した外交団レセプションへの参加は見送ったものの、同じ日にウィンザー城で開かれた会議には、出席していたことがわかりました。 ロイヤルファミリーのメンバーの公務記録を公表する『コート・サーキュラー(Court Circular)』によると、キャサリン妃は共同でパトロンを務める王立財団(Royal Foundation)の下部組織である「センター・フォー・アーリー・チャイルドフッド(Centre for Early Childhood)」の関係者とのミーティングに出席したとのこと。 この団体は、10年以上前からロイヤルとしての活動の中心に「乳幼児期における発達の重要性への理解を深めること」を据えてきたキャサリン妃の主導により、2021年に創設さたものです。 キャサリン妃はがんの治療が終了したことを報告して以降、すでに何回か、この団体の関係者との会議に参加しています。また、そのほかにも戦没者追悼記念日(リメンブランス・サンデー)の式典など、いくつかの機会に公の場に姿を見せています。 今のところ、皇太子妃の今後の予定に関する新たな発表はありませんが、ケンジントン宮殿は、12月6日にウェストミンスター寺院で行われるクリスマス・キャロル礼拝には出席する意向であることを明らかにしています。
「Together at Christmas(トゥゲザー・アット・クリスマス)」と題し、「私たちが人生の最も困難な時期に、どれほどお互いを必要とするか」をテーマに行われるこのイベントの模様は『ITV1』で放送されるほか、『ITVX』で配信されることになっています。 また、世界中で進められている環境問題への取り組みをたたえるため、自ら創設したアースショット賞の授賞式に出席したウィリアム皇太子は、開催地の南アフリカの首都ケープタウンで受けたインタビューで、「キャサリン妃が2025年にはより多くの機会に人々の前に姿を見せることができればと願っている」と述べ、遠方に出向く公務も再開する可能性があることを示唆しました。
From TOWN&COUNTRY