大阪府・吉村知事が定例会見6月24日(全文1)感染防止宣言の店にステッカー発行
店舗の名前を付けたステッカーを発行
そして感染の疑いが出る従業員、東京なんかでホストクラブなんかも出てますが、そういった感染の疑いがある従業員に積極的に検査の受診を勧奨しますよと。店側からも従業員に検査行ってきいやというふうに積極的に言ってもらえるということが1つ。そして大阪府とか保健所がいろんな、感染者が出たときに調査をお願いするときがあります。なかなかこの調査にご協力いただけなくて、難しくなるときあるんですが、その調査に協力しますということを宣言していただきます。 それから大阪コロナ追跡システムをつくりました。コロナ追跡システムはちょっと導入しにくいっていう業者でも、お店でも、名簿を管理していただけたら、要はクラスターを囲い込めたら感染は広がらないですから。感染の囲い込みのための策として、コロナの追跡システムの導入や名簿作成に協力をいただける。 この5つの項目に同意をいただければ、「やってまっせ!感染症対策」宣言ということで、このステッカーを、1店舗1店舗ごとに番号を振っていきます。番号を振って、その店舗の名前を付けたステッカーをお店に発行しますので、そのステッカーをお店のほうで印刷していただいて、お店の見えやすいところ、外の扉とか、小さいものになると思いますけれども。登録は大阪府で把握していますから。お客さんに対しても見やすいというので、ぜひご利用をいただけたらなというふうに思います。
クラスター発生施設は特にお願いしたい
じゃあそれは対象になる施設どこなのということなんですけども、基本的にガイドラインを作成している施設・事業者は全て対象になりますが、特に役所からお願いしたいところとしては、やはり過去に全国でクラスターが発生した施設については特にお願いしたいと思います。ライブハウス、スポーツクラブ、カラオケ、接待を伴う飲食店。それから、やはり居酒屋等でも発生してますので、その居酒屋等についてはぜひこのステッカーの導入をお願いしたいと思います。店側のほうもしっかり感染症対策をやってますよっていうことを利用者の皆さんにこれはお伝えすることになりますし、行政としてもその店舗をきちんと把握することで、もし何かあったときにはそこの店舗と協力しながら感染症を抑え込むということをやっていきたいと思います。 それから感染拡大、これを避けるためにやってるんですけど、感染拡大がもし広がってきたときに、今、府の本部会議で最終詰めますが、休業要請のお願いをするときのいわゆる順序というか、順番として、こういった感染症対策をしっかり取ってくださるところは、ある意味、あとのほうで、どうしても感染拡大が収まらないときにはお願いしますが、ある程度、初期の段階でお願いするのは、もうこういったことをやってないところにお願いしていこうというふうに思っています。 なんとか、それを見える化するのがこのステッカーだということです。ですので、ステッカーそのものに、単に張るだけのステッカーだったらまったく意味がないわけですけど、このステッカーに意味を持たせて、お客さんもこれを安心して見れるように、そして事業者のほうも積極的に感染症対策に取り組んでもらいながら安心してお客さんに来てもらうようにすると。感染者が増えてきたときには、大阪府としてもこのステッカーを守っていただいている、宣言をしていただいているところかどうかで大阪府の対応というか、行動も変えていきたいというふうに思います。 できるだけ広くこの感染症対策をしていただけるお店というのを増やしていきたいと思いますし、それこそが一番最初、冒頭申し上げた社会経済活動と感染症対策の両立につながってくると思います。前回の波のときには全ての事業者の皆さんに対して休業要請をお願いしましたが、次からはやっぱり社会的なダメージが、これはものすごく大きかったですが、社会的なダメージを最小限にしながら感染症対策を最大化させるというのは冒頭申し上げたとおりですので、その一環として、まずこのステッカー制度を実行していきたいと思います。