板橋の3億円豪邸、17歳長女がデビュー…辻希美(37)はなぜママタレとして成功したのか? 大炎上した“15年前の事件”でみせた「賢すぎる対応」
元モーニング娘。の辻希美さんの長女・希空さんが自身のYouTubeチャンネル『希空ちゃんネル』を開設、インフルエンサーとしてデビューしました。 【画像】「両親にそっくり!」ツインテールに肩出しスタイルを披露した、辻希美の長女・希空17歳 辻ちゃんの長女がもう17歳……マジ月日は百代の過客。かつて母親が歩んできた「アイドル」でもなく、父親の職業である「俳優」でもなく、知名度のある2世として一番収まりのいい「タレント」でもなく、「インフルエンサー」という肩書きを選んだところに、辻ファミリーがここまで築き上げてきたプライドのようなものを感じずにはいられません。
12歳でモー娘。デビュー、20歳で電撃結婚
芸能界には「嫌われ者曲線」という独特の指標があります。石の上にも3年、嫌いな芸能人ランキングの上にも3年。たとえば出川哲朗さん、江頭2:50さん、“カトちゃん妻”綾菜さん……かつて嫌われ芸能人の常連だった彼らですが、今や人の家で充電させてもらったり登録者数驚異の450万人越えYouTuberになっていたり『婦人公論』でエッセイ書いていたりする。嫌われ続けたものだけがたどり着ける境地が芸能界にはあるのです。 辻ちゃんはそんな「芸能界嫌われ者曲線」を最も達者かつダイナミックに乗りこなした女性であることは間違いありません。12歳でモーニング娘。のメンバーとしてデビュー、そして20歳で俳優の杉浦太陽と電撃結婚……それはアイドル時代は娘を見るような目で見守っていた世間が、一斉に牙を剥いた瞬間でもありました。
ブログが大炎上した15年前の“事件”
枚挙にいとまがない辻ちゃんの炎上エピソードですが、最も有名なものはやはり「流しそうめんにウィンナー事件」ではないでしょうか。もはや辻ちゃんの代名詞と言っても過言ではない、結婚後の辻ちゃんの隣には加護ちゃんでも杉浦太陽でもなくウィンナーがいた。ウィンナーを流した理由は「子どもを食事に集中させるため」とのことでしたが、そのぶっとんだ感性にコンサバティブなママたちは卒倒しました。
ヤキモキしながらもチェックせずにはいられない
しかしその一方で、元モーニング娘。の中で最も顕著なビジネス的才覚を持ち合わせていたのも辻ちゃんでした。インターネットの商売において、炎上は商機でもある。彼女がどこまで自覚的にそれを行なっていたのかわかりませんが、自分の粗探しをする人たちが結果的に自分を儲けさせてくれることになっている。アンチたちもその望まない結末にヤキモキしながらも、いつ辻ちゃんがウィンナーを水に流すかわからないのでチェックせずにはいられない。ここに辻ちゃんとアンチとウィンナーのエコシステムが完成されました。