米海兵隊員がタクシー強奪図る 70代運転手に暴行、運転席に乗り込む 強盗未遂容疑で警察が身柄確保 那覇市
21日午前5時20分ごろ、沖縄県那覇市おもろまちのホテル敷地内で、自称米軍海兵隊員の20代の男がタクシーに乗り込み、後部座席から乗務員の70代男性に暴行を加えてタクシーを奪い取ろうする強盗未遂事件が発生した。目撃者から110番通報があり、駆けつけた警察官が現場付近で男を発見し、身柄を確保した。容疑を否認しているという。 【画像あり】事件現場でタクシーの周辺を調べる警察官
タクシー乗務員の男性に目立った外傷はなく、金銭の被害も確認されていないという。 沖縄県警によると、車内で暴行を受けた乗務員が車外に逃れたところ、男は運転席に回り込み、車を発進させようとしたがエンジンがかけられず、現場から徒歩で逃走したとみられる。目撃者からの110通報を受け、警察官が駆けつけたところ、男は付近の路上で別のタクシーに乗り込もうとしていたという。警察官が呼び止めたところ、男は再び走って逃走したが、同市天久の商業施設付近で身柄を確保された。県警は事件の経緯など詳しく調べている。 ホテル付近に住む50代男性は「午前7時半ごろに犬の散歩のため外に出たところ、パトカーが次から次へと駆けつけて警察官が現場を調べていた。いつもは静かな場所なので朝からびっくりした」と心配げに語った。
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