Suicaを失くしてしまった!でも再発行手続きが分からない…記名式や無記名、定期券での違いはある?
もし、JR東日本の交通系ICカード「Suica」を失くしてしまったら、いったいどうすればいいのでしょうか? 実は、記名式や無記名、定期券によって問い合わせ先や再発行手続きが異なるので意外と面倒なのです。そこで今回は、Suicaの種類別にどうやって再発行すればいいのかを紹介しましょう。 【画像でわかる】「Suica」でやってはいけないNG行為6選 – 悪質な場合は詐欺罪などで刑事告訴の可能性も
カード式Suicaを紛失したら残高が保証される? されない?
JR東日本の交通系ICカード「Suica」を失くしてしまったら、いったいどうすればいいのでしょうか? まず、カード式Suicaには「記名式(My Suica)」と「無記名式」の2種類があります。無記名式は「誰が使ってもいい」ので、家族や友だちと自由に貸し借りできるんですが、失くしてしまうと何の保障もありません。 これに対し、記名式やSuica定期券は「書かれている本人しか使うことができない」ので、家族が使っても不正利用になります。しかし、再発行は可能ですし、残高や定期券部分の保障も受けられるようになっているのです。 ■Suicaの種類 【無記名式】誰が使ってもOKですが、紛失しても残高は保証されません 【記名式】書かれている本人のみ使用可能ですが、紛失しても再発行可能で残高や定期券部分は保障されます
記名式SuicaやSuica定期券を紛失したらSuicaエリア内の「みどりの窓口」で申告する
それでは、記名式Suica(My Suica)やSuica定期券を紛失したときの再発行手続きを紹介しましょう。 Suicaを紛失したら、まず、Suica(PASMO)エリア内の主な駅やバス営業所および、JR東日本の新幹線停車駅の「みどりの窓口」に申し出ます。その際、Suicaに登録されている氏名・生年月日・性別情報が必要になります。また、券売機で記名式Suicaを新規発行した場合は、連絡先電話番号が登録されているので、その電話番号も必須です。 もし、Suicaの裏面に記載された「JE」で始まる17桁の整理番号(SuicaID)が分かるならカードの特定が可能なので、よりスムーズに再発行できるでしょう。紛失が心配な人はSuicaIDをあらかじめメモしておくことをオススメします。もちろん、本人であることを証明するために、本人確認書類(免許証など)と電話番号の確認準備も必要になります。 ただし、みどりの窓口で再発行の手続きを行っても当日には再発行されないので、申告の翌日から2週間以内に受け取りに行きます。それを過ぎると、再度再発行手続きが必要になりますので注意してください。 また、再発行したSuicaを受け取るときも本人確認書類が必要ですし、再発行手数料(520円)とデポジット(500円)の計1,020円が必要となります。