最強の暗記アプリ「Anki」の代替アプリとも言われる「Newmonic」はどれくらい凄いか試してみた
Newmonicは、スマートフォン向けに最適化された設計になっており、片手での操作が可能。iPhone版Ankiアプリでもタップ操作の設定やトップバーの設定など、操作に関する設定はかなり細かくカスタマイズできますが、自分に馴染む設定を見つけるのに時間がかかるうえ、そこから単語帳をスマホで作っていかなければなりません。つまり、はじめからサクサク操作できるNewmonicの方が始めるハードルが低いと言えます。 ■Googleスプレッドシートからのデッキインポートがラク 筆者が実際にGoogleスプレッドシートからのデッキのインポートを使ってみたところ、特に難しい設定は何一つ必要なく、問題と解答を記載したCSVファイルさえ用意すれば、PCサイトからボタン1つで取り込みが可能で、数秒で取り込みが完了しました。多数の問題を纏めて登録したい場合には、CSVファイルからのインポートの方が圧倒的に時短となりそうです。 ■余計な広告がないので使いやすい 「Newmonic」には広告が一切表示されないため、学習に集中することができます。これにより、ストレスなく学習を進めることが可能。アプリ内課金もないため、機能制限を気にすることなく、すべての機能を無料で利用できます。
「間隔反復」を意識した国産暗記アプリとして今後の機能追加にも期待!
「Anki」及び「Newmonic」はともに間隔反復を取り入れた暗記アプリと言えます。そして、この学習法は確かな学習効果が認められています。 たとえば海外では2歳からAnkiで読む能力を高めた子どもが、5歳時点で10歳~13歳と同レベルの読む能力を身に着けたというデータも報告されています。この5歳の子どもが利用していたアプリは「Anki」ですが、筆者が利用した限りでは「Newmonic」にも同等の効果は期待できそうです。先述した通り広告もなく、UIはAnki以上に分かりやすいといった「Newmonic」ならではの強みもあります。国産の最強暗記アプリとして、さらなる機能追加やアップデートにも期待大です。
オトナライフ