最強の暗記アプリ「Anki」の代替アプリとも言われる「Newmonic」はどれくらい凄いか試してみた
【3】③「デッキ名」を入力し、④「保存」をタップします。【4】⑤問題文と解答、必要に応じて解説を入力し、⑥「作成して終了」をタップします。続けて次の問題を登録したい場合は「作成して次へ」に進みましょう。
【5】デッキと問題の登録が完了しました。問題を解く場合は、⑦「プレイ」をタップします。【6】⑧カードをタップすると解答が表示されます。
【7】⑨問題に答えられた場合は「わかった」、答えられなかった場合は⑨「難しい」をタップしましょう。【8】左右にスワイプしても「わかった、難しい」の回答は可能です。
■Googleスプレッドシートで問題を作ってCSVインポートが可能 Newmonicでは、Googleスプレッドシートを使ってデッキを作成し、CSVファイルとしてインポートすることができます。この機能により、PCでの大量の問題作成が可能になります。たとえば自分でスプレッドシートの1列目に問題、2列目に解答を入力し、CSVファイルとして取り込むのでもOK。 ちなみにChatGPTやGeminiといった生成AIに「TOEICで◎点を目指すために暗記すべき英単語の一覧と日本語訳、解説を出力してください」と頼み、その内容をスプレッドシートに転記してNewmonicにインポートすれば、より効率的にデッキを作ることを作ることができます(※実際に生成AIを利用してデッキを作る場合は、生成AIの回答に誤りがないか事前に入念にチェックしたうえでインポートをしましょう)。
「Newmonic」を実際に使ってみた感想
総評としては「Newmonic」は「分かりやすい」のが最大の魅力だと、筆者は感じます。デッキの作成から問題の登録まで、入力項目が必要最小限に設定してあり、登録の手間もかからないため、誰でも簡単に問題集を作成できます。「Anki」アプリよりも直観的で分かりやすいUIで、設定項目も複雑ではないためとにかく操作しやすく取っつきやすいです。 より細かな点についての感想は以下の通りです。 ■「Anki」(iPhone版有料)の代替アプリとして非常に優秀! やはり「Anki」の代替アプリとしての完成度の高さは見逃せない点です。Ankiは間隔反復学習を取り入れた代表的な暗記アプリですが、iPhone版は有料(3,500円)であるのに対し、同じく間隔反復学習を取り入れたNewmonicは完全無料で利用できます。つまり、iPhoneユーザーにとっては3,500円するAnkiの代替アプリとして価値が大きいと言えるでしょう。 ■スマホでの使用感は「Anki」よりも良いかも? 先にも述べた通り「Newmonic」のスマホでの使用感は非常に良く、スワイプ操作やプッシュ通知など、スマホならではの機能が充実しています。