【蒲郡ボート(ナイター)クイーンズクライマックス】枠番の不利を覆した遠藤エミさんはさすが
<29日・蒲郡ボート・4日目> 【本紙評論家・松田雅文の「気分は7号艇」】 初戦が白星発進だった選出トップの遠藤エミさんは、トライアル2戦目も白星。初戦は1号艇だったので順当とはいえ、2戦目は5号艇と自力で勝負が挑める枠番ではありませんでした。その状況を覆してしまったわけですからさすがというよりありません。 【ボートレース2025年度のグレードレース日程表】
エンジンの動きでは、細川裕子さん、西橋奈未さんの良さが目に留まりましたね。 初戦は大体みんな、緊張感が強いのですが、一走することでだいぶ違ってきます。2戦目からは重圧から解放されて走れることでしょう。 トライアル2戦目の11Rは渡邉優美さんのイン戦を信頼で次位争いが焦点。1-234-234。狙ってみたいのが、初戦の動きが良かった西橋さんで1-全-6。 12Rもイン細川裕子さんから。対抗は2コース川野芽唯さんですが、遠藤エミさんは力量的にも機力的にも2着まで届いても全く不思議はないです。1-2-53に、1-5-2は押さえに必要。Sが早い宇野弥生さんが強引に攻めれば、遠藤さんはアタマまで突き抜けの可能性もあります。狙いは5-1-全。 シリーズ戦はドリーム組がさすがの強さですね。そのうち、平田さやかさん、守屋美穂さんは機力でも優勢。それ以外では黒澤めぐみさん、實森美祐さん、勝浦真帆さん、中谷朋子さん、前田紗希さんあたりが軽快で、予選最終日も注目です。(本紙評論家)