聖路加レジデンスを超えた? 5億円超えの富裕層が押し寄せる老人ホーム「パークウェルステイト西麻布」とはどんな施設?
「パークウェルステイト西麻布」の共用施設、サービスは?
「パークウェルステイト西麻布」の共用施設と主なサービスは以下のようになっている。 共用施設と主なサービス ・ダイニングレストラン(35、36階):帝国ホテルによるダイニングサービス ・スパ・フィットネス(9階):大浴場とフィットネスジム、プール ・ロビーラウンジ:ホテルのような上品なラウンジ ・ライブラリー:ガーデンに面した開放的な空間 ・ティーパビリオン:ガーデン中央につくられたラウンジで、朝食や喫茶も楽しめる ・カラオケルーム:カラオケ兼シアタールーム ・麻雀ルーム:自動麻雀卓を完備 ・ペット足洗い場:条件付きでペットの飼育が可能で、足洗い場を用意 一番のウリは、帝国ホテルによるダイニングサービスだろう。ダイニングフロアには、個室スペースやバーコーナーもある。また、9階にはスパ・フィットネスエリアがある。こちらにも力を入れている印象だ。
医療・介護も充実し高齢者も安心
「パークウェルステイト西麻布」の医療、介護体制は、文句なしの充実ぶりである。 医療 建物内には、「西麻布メディカルクリニック」がある。内科・整形外科・老化予防外来・骨粗しょう症外来などの診療科が開業予定となっている。慶應義塾大学病院と医療連携しているため、精密検査が必要な場合は、同大学病院での検査が可能となる。 また、看護スタッフによる24時間見守り体制がとられているのも、大きな安心材料となるだろう。体調が悪いときには、食事の配膳などの生活支援サービスが受けられるほか、クリニックへの受診予約取り次ぎサービスもある。 介護 2階、3階には介護室が60室用意されている。介護が必要になれば、こちらに移動することになる。一般的にはそれまで使用していた一般居室の利用権はなくなるが、「パークウェルステイト西麻布」では、一般居室の利用権を保持したまま、介護居室の利用が可能であり、必要に応じて両方の居室を行き来しながら生活することができる。 ケアスタッフ(または看護スタッフ)の比率は、利用者1.5に対して1以上(週40時間常勤換算)となっている。これは一般的な基準(利用者3人に対してスタッフ1人)よりも手厚い配置といえる。 一方、建物内には介護保険事業所「TOKIORI 西麻布」が開設予定となっており、家事代行や介護サービスを有償で利用できる。