5歳の子どもが嘘をつくのはなぜ? 嘘をついた時の「親の上手な接し方」
5歳の子どもが嘘をついた時の接し方
それでは嘘をつく5歳の子どもには、どのように接するべきなのでしょうか?解決方法について3つご紹介しますので、参考にしながら子どもと向き合ってみてください。
頭ごなしに叱らない
まずは「子どもが嘘をついている!」と思っても、頭ごなしに叱らないようにしてください。その前に「どうして嘘をついたのか?」と考えてみましょう。 5歳の子どもが嘘をつくのには、なんらかの理由があるはずです。理由に気づいて、子どもの心に寄り添ってあげることを意識してください。
子どもが話はじめられるきっかけを作る
まずは嘘をついた子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。そしてその後は、子どもが話はじめられるきっかけを作ります。子どもの絶対的な味方になってあげて、何があったのか、どうして嘘をついたのか、子どもに優しく問いかけてあげてください。 さらに嘘を重ねることもあるかもしれません。しかし叱るのは逆効果となります。冷静になって、子どもが話をできる環境を作ることが大切です。
話をよく聞いて親の気持ちを丁寧に伝える
子どもが嘘をついた理由を話してくれたなら、親の気持ちを丁寧に伝えましょう。やめなければならない嘘であれば、その嘘が悪い理由を話して、やめるように諭してください。特に悪い嘘でなければ、そのまま受け入れてあげても構いません。たとえば空想と現実が混じっている嘘であれば、そのままにしておいても問題ないでしょう。 悪い嘘をついていたのであれば、その嘘によって親がどのような気持ちになったのかを話して、理解してもらってください。嘘をつくと相手が悲しむということが心と頭で理解できるようになっていけば、嘘も減っていくでしょう。
5歳の子どもが嘘をつかないようにするポイント
5歳の子どもが頻繁に嘘をつく。このような状況であれば、嘘をつかないようにするためのポイントを実践してみてください。
スキンシップを大切にする
まずはスキンシップを大切にしましょう。5歳くらいの子どもであれば、嘘をつくことでかまってほしいというケースもあるかもしれません。 その場合、親からの愛情をしっかりと感じられれば嘘もつかなくなるはずです。抱きしめてあげたり、ふれあい遊びの時間を設けたりするなど、スキンシップを大切にすると嘘が減ってくることがあります。