【ロッテ】佐々木朗希ポスティングの経緯、高坂社長が説明「彼とともにリーグ優勝の喜びを分かち合える流れにならず申し訳なく」と陳謝も
ロッテの高坂俊介球団社長が19日、千葉市内のホテルで開催された「千葉ロッテマリーンズかもめ会」に出席。佐々木朗希投手がポスティングシステム(入札制度)による大リーグ挑戦を容認したことについて理解を求めた。 「今月11月9日に本球団所属の佐々木朗希投手のポスティングを容認する旨を発表させていただきました。多くのファンの方々、地域の方々は彼とともにリーグ優勝の喜びを分かち合い、その上でメジャーリーグに挑戦する彼を送り出したい。そういう思いをもたれていた方が多くいらっしゃると思います。そのような流れにならなかったことは球団として申し訳なく思っております」と陳謝した。 その上で「彼とはこの1年、2年ということではなく入団以降5年間の中、球団としてさまざまな話をしてきました。また球団の中でもいろいろなことを検討しました。さまざまな影響も考えた上で今回の容認に至っております」と経緯を説明。さらに「ぜひ彼には千葉ロッテマリーンズ出身の選手としてメジャーリーグで来季以降大きく羽ばたいてほしいというふうに思っております」とエールを送り、「ぜひ来シーズンこそはリーグ優勝、日本一を勝ち取れるような準備をこれから球団としてしっかり取り組んでいきたいというように思っております」と結んだ。
中日スポーツ