《牛丼並盛が390円》文京区茗荷谷の『丼太郎』“牛丼バカ”4人の決断「僕たちには牛丼しかないんです」の社長が明かした一杯にかける情熱
体が動かなくなるまでやる
現在の従業員は、全員がベテラン揃い。店を続けていく意思があるか尋ねると、佐藤さんは「体が動かなくなるまでやりますよ」と即答する。 「4人で相談して、最後までやろうって決めました。もともと、僕たちには牛丼しかないんです。“牛丼バカ”4人が集まって、趣味でやってるようなもんなんですよ」 この記事の場を借りて“後継者を探しましょうか”と尋ねたが、キッパリと断られてしまった。過去には“店を継ぎたい”と、志望者が来たこともあるが、長くは続かなかったそうだ。ビジネスモデル的に儲かる商売ではないから“牛丼バカ”にしか務まらないということか。 情熱が詰まった一杯は、ここで静かに守られている。 (了。前編を読む)
【関連記事】
- ◆前編を読む→物価高のなか『丼太郎』がチェーン店よりも安く牛丼を提供できるワケ「アルバイトは雇わずベテラン4人で」
- 【店内&社長写真】牛丼太郎の「牛」の字をガムテープで消して「丼太郎」としている看板
- 【シャトレーゼ転売問題】疑惑の京都人気観光地のカフェ、中国人系オーナーが運営か シャトレーゼ側は「弊社のブランドを著しく傷つける」とコメント 内偵調査経て「弊社の製品で間違いない」
- 【続・シャトレーゼ転売問題】《ぼったくりと批判殺到》京都・嵐山の人気カフェから「転売シャトレーゼ」が消えた 店員は「品薄で入ってこない」と説明
- 《私の最初の晩餐》幼い後藤真希が母にリクエストした「食卓の真ん中に大鉢でドン!」のジャンボ茶碗蒸し