レッドブルへの昇格が決まったローソン「マックスと仕事をし、世界王者から学べることを楽しみにしている」
オラクル・レッドブル・レーシングは、2025年シーズンにマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてリアム・ローソンを起用することを発表した。ローソンはレッドブルへの移籍についてコメントを発表している。 【写真】2024年F1第24戦アブダビGP リアム・ローソン(RB) レッドブルは今年6月、セルジオ・ペレスとの契約を延長し、2025年もフェルスタッペンとペレスのコンビで戦うことを決めていた。しかしペレスの成績の低迷が続いたことで、シーズン終了後に2025年のラインアップについて議論を行うことを明らかにした。その後、12月18日にレッドブルはペレスが今年限りでチームを離れることを発表した。 レッドブルへの移籍が決まったローソンは、ニュージーランド出身で現在22歳。2022年にF1直下のFIA F2で選手権3位に入り、2023年は全日本スーパーフォーミュラ選手権に出場。同時にレッドブルとアルファタウリ(現在のRB)でリザーブドライバーを務めた。また2023年は、オランダGPのFP2で左手の中手骨を骨折したダニエル・リカルドに代わって5レースに出場。シンガポールGPで初入賞も果たした。 2024年は引き続き両チームのリザーブドライバーを務めたが、シンガポールGPを最後にリカルドがチームを離れ、ローソンが最終戦までVCARB 01のステアリングを握った。またポストシーズンテストにもRBから参加した。 レッドブルへの移籍が決まったローソンは、次のようにコメントした。 「オラクル・レッドブル・レーシングのドライバーとして発表されることは、僕にとって生涯の夢であり、8歳のときから望んで取り組んできたことだ」 「これまでの道のりは信じられないようなものだった。サポートしてくれたVCARBのチーム全員に心から感謝している。この6戦は、次のステップへの準備に大きな役割を果たした。また僕を信じ、このチャンスを与えてくれたクリスチャン(・ホーナー/レッドブルのチーム代表)、ヘルムート(・マルコ/レッドブルのモータースポーツコンサルタント)、そしてレッドブルファミリーのみんなにも感謝したい」 「マックスと一緒に仕事をし、ワールドチャンピオンからを学ぶことをとても楽しみにしている。間違いなく彼の専門知識から学ぶことができるだろう。待ちきれないよ!」 [オートスポーツweb 2024年12月19日]